リア充の象徴、バーベキューで人気者になるための7つの秘技【レシピつき】
「リア充、爆発しろ」。数年前に流行った、リア充をdisるフレーズである。最近ではあまり見かけなくなった言葉だ。
では、爆発しろと思うほどリア充な行為といえば何だろうか? ホテルのスイートでのパーティー、合コン、クルージングや屋形船、海水浴、クリスマスやハロウィン、スノボ旅行など、まあ、いろいろある。しかし、リア充の象徴で忘れてはいけないのは、BBQだ。
このBBQ、リア充界での存在感が高まりつつある。というのも、都内を中心に、手ぶらでBBQができるスポットが増加中だからだ。公園などはもちろん、レストランやカフェなどでもBBQコーナーを設置しているお店が目立ち始めている。また、「◯◯半島の海鮮を味わい尽くすBBQ」「◯◯牛を堪能するBBQ」など、こだわりBBQも流行っている。
かくいうアラフォーの私も、若い頃はBBQの達人としてブイブイ言わせていた時代があったのだ。一時は、凄まじい数のBBQグッズを所有し、大人数でBBQをやっていた。当時乗っていたワゴンに積みきれないくらいの機材と食材を詰め込み、多摩川や小金井公園なんかでBBQをやっていた。BBQでは黒帯レベルだと思って頂きたい。その私が、今流行りのBBQで秒速でモテモテになる、7つの秘技を伝授しよう。
1:マイこだわり調味料を持参しろ
デパ地下、観光地などで、こだわりの塩、胡椒、醤油、ソース、ハーブ(普通のな)などをゲット。持ち歩きも簡単。「この牛肉、石垣島の塩で食べてみない?」なんて言ったら、人気者、間違いなし。
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2:ウェットティッシュ持参で、気の利く奴アピール
BBQでは、「気の利く奴」が人気。ウェットティッシュを、できればボトルで持参すると、喜ばれること間違いなし!
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3:地元食材を持参しろ
「俺、実家が金沢っす。親がノドグロの干物を送ってきたんで、よければみんなで食べませんか?」という感じで、地元食材を持ってくると人気者になれる。本当は親に頼んで送ってもらったのに、「親が勝手に送ってきた」風に言うのがポイント。
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4:アウトドアっぽい裏メニューで差をつけろ
いくらリア充とはいえ、「BBQやろうぜ」と言ったら、実は普通に焼肉大会になってしまう。ここで、アウトドアっぽい料理をしてこそ、真のリア充だ。女子達が「え、これを食べちゃうの?」と驚くものを提供しよう。
昔、私がよくやっていたのは、牛肉の塊をゲットし、これにオリーブオイル、ブラックペッパー、塩、ハーブをすりこみ、建材で吊るして炙る。焼けたところを少しずつ切って食べる。実にワイルドだ。
あとは、豚バラや鳥の手羽元をオイスターソース、ナンプラー、香草、砂糖などに一晩漬け込んで焼く東南アジア風BBQだ。
どれも簡単だ。試すべし。
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5:BGMを用意せよ
いまは、iPhoneとBluetoothでつなげることができるアクティブスピーカーなんかがあるから便利。場の雰囲気を想定し、何種類かプレイリストを用意しておくこと、誰を一番喜ばせたいかを考えて選曲するとグー。
6:後片付けでちゃんと働け
特に燃えカスの処理をすること、BBQコンロを洗うがポイント。
7:あえてノンアルコールでいい人アピール
これ重要。クルマでBBQ道具や食材の運搬をし、帰りもみんなを送っていく。ずっとノンアルコール。超絶いい人アピールにつながるはずだ。送りウルフだって、十分可能かもヨ。
どうだろうか。もし意中の相手がいるなら、3・4のスペシャル食材を自分の分はとらずにその人に捧げるとよりMANZOKU度アップだ。
また、あまり他の人が知らないレアなスポットを探しておくと、より喜ばれる。例えば、BBQのメッカ多摩川なら、多くの人が集う二子新地あたりも良いが、クルマで北上してよく探すと、BBQ可能な上、ちゃんと水道とゴミ捨て場がある絶好のスポットがあるのだ(知っているのだが、具体的には書かない。ふふふ)。
逆にリア充ではない証明になってしまう、気をつけて欲しい言動と言えば、「女性陣」という言葉を使うことである。「女性陣は野菜を切ってくれ」「女性陣は皿洗いを頼んだよ」なんて言うと、一気におっさん臭くなってしまうのだ。気をつけるべし。
爆発的リア充を目指すなら、BBQだ。さっそくやってみよう。週末はBBQ場にGOだ。
(文/常見陽平)