テストで0点とったことある人の割合を調査 0点も思わず納得な4つの理由とは?
国民的アニメ「ドラえもん」が3D映画になり、大ヒット上映中です。知っている方がほとんどだとは思いますが、「ドラえもん」は、テストで0点ばかりとっているのび太くんのところに猫型ロボットがやってきて、未来を変えるためにのび太くんを手助けするというストーリー。みなさんは、テストで0点をとったことはありますか?
0点の回答用紙というのは、アニメでは見たことがありますが、現実ではなかなか見かけません。一体どれくらいの人がテストで0点をとったことがあるのでしょうか?
ということで、今回しらべぇ編集部では、20代から60代の男女1500人を対象に「テストで0点をとったことがありますか?」というアンケート調査をしてみました。
「テストで0点をとったことがありますか?」
とったことがある:21.4%
とったことはない:78.6%
このように、2割以上の人がテストで0点を経験しているという結果になりました。21.4%という数字をみて、筆者は意外に多いと感じたのですが、みなさんはどうでしょうか。もしかしたら、0点をとってしまったとしても、とった本人がのび太くんのようにテストを隠してしまうであろうことから、「多い」という印象を受けたのかもしれません。では、なぜ0点をとってしまったのか? その理由を聞いてみたので、一部を紹介したいと思います。
「物理のテストで0点をとりました。僕は文系だったので、完全に捨てていましたね。受験にも使わないし、もういいかなと…。」(男性20代)
学生時代、自分の専門科目以外のテストを何らかの理由で受けなければならないという経験をした人も少なくないと思います。受験に使わない科目となると、テストに対してのモチベーションも下がってしまいますよね。特に暗記系は全く勉強しないでテストに挑むとお手上げ状態になりそうです。
「テスト用紙を表にした瞬間に青ざめました。テスト範囲を勘違いしていたんです。せっかく勉強したのに…と切なくなりました。テストの時間で私にできることは、余白に『テスト範囲を勘違いしていました』と書くことだけでした」(女性20代)
決してサボったわけではないのに0点をとってしまうのはかなりショックだと思います。このような状況になったら、もう余白に勉強したことをひたすら書いて、先生にアピールするしか抵抗する方法はなさそうです。
「徹夜で一睡もせずにテストに挑んだら、眠さのピークがテスト開始直前に襲ってきました。名前を書いている途中に寝落ちして、気付いたら終わっていました」(男性40代)
テスト中は静かなので、ちょっと緊張の糸が切れると眠気が襲ってくるのもわかりますよね。前日に徹夜をしてしまうと、うたた寝どころでは済まず、気付いたら夢の中へ…なんてこともあるのかもしれません。いくら勉強しなければならない状況でも、前日の徹夜は避けようと改めて思うようなエピソードです。
「全て回答したのに0点でした。そのテストは記号で回答しなければならないのに、答えをそのまま回答欄に書き込んでしまいました。テストの説明文をよく読まずにやってしまったことを本当に後悔しました…。」(女性30代)
これもよくありそうなミスですね。焦りもあり、説明文をサラッとしか読まず、「記号で回答しなさい」「当てはまらないものを選択しなさい」などという重要な指示を見落としてしまうパターンです。「一応正解なんだから、ちょっとくらいおまけしてよ…」と叫びたくなりそうですね。
筆者も一度、小学生のときに隣の男の子がテストで0点をとっているのを見たことがあります。その0点のテスト用紙はそれぞれの回答欄にチェックがついているのではなく、左下から右上に向けてテスト用紙いっぱいに大きなチェックがひとつだけ書かれていました。私はそれを見て「NIKEのポスターみたいだなぁ」と思いました。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)