【内田理央、こんなだけどタレントです】小さな兄弟から大切なことを学びました。
こんにちは、だーりおこと内田理央です。今回は、「街で見た素敵な光景」っていうテーマで、最近わたしが見た心温まる光景を5つほど書いていこうと思ったんですけど、こないだ、近所のコンビニで“心温まりすぎる”断トツナンバーワンの光景を見たんです。そこから大切なことも学ばせてもらったので、その話をしたいなと思ってます。
ある日、だーりおがカゴを持ちながらコンビニの中を歩いてたら、小さい男の子と女の子の兄弟がなにやら小さい声で言い合ってたんです。その内容をよくよく聞いてると、「お兄ちゃんが言ってよ!」「やだよ、しーちゃんが言ってよ!」って…。誰に何を言うのかなぁって思ってたら、そこに2人のお母さんが来て、「行くわよ!」って言ったんです。
するとお兄ちゃん、意を決したように、「ねぇママ! アイス買って!」と一言。なるほど、これをどっちが言うかで揉めてたのか…。それだけでもちょっと心温まったんですけど、さらにその後、お母さんが「じゃあ1個ずつよ」と言った後の2人の喜び方が…。もう、飛び上がって喜んでたんです。「やったー!」って。
それを見てわたしは、大切なことに気づかされました。いつの間にか、アイスクリームを食べるのなんて普通なことになってたけど、自分の食べたいものが食べられるって、すごく貴重なことですよね。なので、この兄弟が去った後、わたしもゆっくりアイスケースを眺めて食べたいアイスを大切に選んでみました。
そしてたどり着いた結論。だーりおがアイスを選ぶうえで重要なのは、“2個以上ある”ことなんです。具体的には、「パ○コ」とか「○○だいふく」ですね。貧乏性というかなんというか、1個しかないと、食べるのがもったいなく感じてしまうんです。でも、2個以上あれば、1個目を豪快に、攻撃的に食べられるんですよね。
それが最高!「つめたーい」って思いながらどんどん食べ進んでいくと、アイスが凄く美味しく感じられます。夏に外でそうやって食べるアイスは、もう神ですね。ということで最近のだーりおは、あの兄弟たちのように、食べることに喜びを感じながらアイスをよく買ってます。
街でいろんな人の行動を見るって、面白いし大切なことですね。音楽を聴きながら周りのことを気にせず歩くのも楽しいけど、あの兄弟の“アイスチャレンジ”は、たまにはイヤホンを外して周囲の声をBGMに過ごしたいなと思わせてくれる光景でした。
(文/内田理央)