免許証写真の自己採点が50点未満な人の割合を調査!50・60代女性の乙女心!
何か手続きをするとき、身分証明を求められる場合があります。筆者は最初にダメもとで保険証を出してみます。すると大抵、「あ、顔写真入りで証明できるものありますか?」と言われ、財布の一番奥にある免許証を出します。なぜ最初にわざわざ保険証を出すのか? と疑問を抱く方もいるでしょう…。
その原因は免許証の写真です。できればこの写真を誰にも見せたくないのです。「違う、これは私じゃない。私としてはこれで身分を証明できるということに納得できない…」という気持ちがあるのです。皆さんのなかにも写真に満足できず、できれば免許証を封印しておきたい方はいるのではないでしょうか。あなたは免許証の写真を自己採点すると、何点ですか?
そこで今回、しらべぇ編集部では20代から60代の免許保有者の男女1254人に、「私の免許証の写真は、100点満点で50点未満だ」という項目でアンケート調査をしました。
「私の免許証の写真は、100点満点で50点未満だ。」
・はい:43.9%
・いいえ:56.1%
このように、免許証の写真が50点未満の人は43.9%という結果になりました。免許証の撮影は多くの場合、待ったなしの一発勝負。さらに、慣れない手続きや、免許場に行くこと自体がめんどくさいという気持ちが出て、自然とやる気のない顔になってしまいます。それが、満足できない写真を生み出す原因のひとつではと予想します。
さらにアンケート結果を細かく見ていくと、
【免許証の写真が、100点満点で50点未満の人の割合】
女性50代:56.9%
女性60代:58.6%
と、女性50代・60代の割合が全体と比べて高いということがわかりました。写真を撮るとき、笑顔やポーズというオプションを付けられない真顔の免許証写真をみると、「老けた」「太った」などという嫌な変化に気付いてしまう人も少なくないと思います。頭の中にある自分のイメージと写真を比べてがっかりすることも…。
特に50代・60代女性は、自分のイメージが昔のままで自己採点が厳しくなる、つまり「私はもっときれいなはず!」という乙女心のような思いが強いため、このような高い割合になったのではと推測します。
ちなみに筆者の免許証の写真は11点くらいだと思います。写真を見られて友人に笑われた時はつい、「いや、これでOKとする撮り手が悪いと思うんだよね。ダサい服着てる人も笑われちゃうけど、着てる人じゃなくて売った人が悪いと思ってる主義だからさ…」と、よくわからない言い訳をしてしまいます…。免許違反の点数が高い状態は避けたいですが、免許証の写真の自己評価の点数は高く保ちたいものですね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女免許保有者計1254名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)