美しい「昼顔」を作るには昼寝が重要!仕事効率も上げる「昼寝」の正しい方法
平日15時にイケないことをしてしまう妻たちを描いたドラマ『昼顔』(フジテレビ系)、最終章に向けて盛り上がってますね。
され、15時ともなると、目は充血し化粧崩れが目立つお疲れ顔のAさんもいれば、朝と変わらず艶やか美人のBさんもいる…。この差はいったい何なのでしょうか?
実は人には体温のリズムが備わっており、昼間の14時~16時は体温が下がって眠気が強くなる時間帯なのです。古くから古今東西問わずこの時間帯は眠気が強いことから、日本では「おやつタイム」、アメリカでは「コーヒーブレイク」、イギリスでは「アフタヌーンティー」などの習慣が根付いたといわれています。
起床後から少しずつ蓄積されている疲労に眠気がプラスされ、15時は顔がお疲れモードになりやすいので要注意! そこで、15時を元気に美しく過ごしている人が密かに実践しているマル秘テクニックである、「昼寝」の方法についてご紹介します!
【昼寝の方法1】
昼寝には、心身の健康維持だけでなく、脳の疲労回復や日々の睡眠不足を解消する効果まであるので、しっかりこれらの恩恵を受けたいところ。しかし、昼寝をとる正しい時間帯や量を知らずに実践してしまうと、心身への負担が大きくなってしまいかえってリスキー。
まず、昼寝はどんなに遅くても15時までにとるのがお約束です。15時を過ぎてしまうと、その日の夜の睡眠に悪影響が及ぼされ、逆効果になってしまいますので覚えておきましょう。
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【昼寝の方法2】
カフェインの覚醒効果メカニズムは科学的にも解明されており、脳内の睡眠中枢に直接働きかけて脳を覚醒させるのです。
個人差はありますが、カフェインは摂取後約30分程度から効果が出始めるといわれているので、昼寝をとる少し前に、コーヒーや緑茶、チョコレートなど、カフェインが含まれるものを摂取しておくと昼寝からの目覚めがスッキリしますよ。逆に、夕方以降は夜の快眠を妨げないようにするため、摂取は控えるようにしたほうがベターです。
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【昼寝の方法3】
昼寝は横にはならず、座ったままの姿勢で15分~20分程度、軽く目を閉じる方法が良いとされています。
横になり20分以上眠ってしまうと、深い眠りに入り込んで目を覚ますことが困難になってしまう上に、覚醒後に頭がぼーっとしてしまうのでNG。健康や美容のためにも、午後のパフォーマンス向上のためにも、長過ぎる昼寝はおすすめできません。昼寝の時間と量のルールを守って、ベストな昼顔美人をつくってくださいね。仕事にも効果的です!
(文/睡眠コンサルタント・友野なお)