沖縄そばのエベレスト!?沖縄のデカ盛り尽くし「波布食堂」は閉店前も驚異的
グルメリポーターこと、沖縄在住ライターのmiya‐nee(みやねえ)です。彦麻呂さんほど太ってはおりません。
「デカ盛り」といえば全国に有名なお店が点在し、テレビやネットで話題になっているのを時折見かけます。そんななか、沖縄県では那覇市内にある1992年創業の「波布(ハブ)食堂」が破壊的な威力を放ち、いずれはデカ盛り世界遺産に登録されるであろうレベルを誇っています。
今回は、全定食をデカ盛りで提供する「波布食堂」の人気5メニューをご紹介します。
■第5位「みそ汁」(650円)
まず沖縄の「みそ汁」とは、一般的な味噌汁とは違い、大きな器に具がてんこ盛りになった「おかず」です。白ご飯とみそ汁がセットになり、他のおかずは付きません。そんな波布食堂の「みそ汁」がこちらですドーン!
豚肉・ポーク・かまぼこ・もやし・青菜・わかめ・豆腐・卵という8品の具が豪華極まりなく、食べても食べても具に襲撃され続けます。
■第4位「カツカレー」(750円)
白ご飯は軽くお茶碗3杯分あり、その上に盛られたカレーはシルク並の光沢を放つ華麗(カレー)なお姿。白ご飯とカレールーのどちらが先に消滅するのか、一口ごとの各分量の比率が鍵を握る真剣勝負の頭脳戦です。
■第3位「チャーハン」(600円)
一般的な炒飯の2皿分以上ある驚異的なボリューム。食べ残した分はテイクアウトが可能で、入れ物をもらって自分で詰めるセルフサービスとなっています。
■第2位「かつ丼」(750円)
気のせいか、何重ものカツが見えます。目分量で盛るカツは約1.5枚分とのことですが、元のカツが大きすぎることは内緒にしておきます。
■第1位「肉そば」
これぞまさにデカ盛りキング。まるで「沖縄そばのエベレスト」です! お盆はスープの受け皿と化し、食べるときに邪魔者扱いされる野菜は小皿に移され、それでも沖縄そばまでそう簡単には辿り着けません。険しい道のりと難易度の高さが懸念されますが、2人で食べれば完食できるという必勝法があります。
さて、この食堂の驚異的な威力は閉店前にも発揮されます。閉店の17時30分になると正面玄関のシャッターを下ろし始め、店内のお客様たちが一瞬ギョッとするというシュールな光景を見学できるのです。
帰りは別の出口から案内されますが、このシャッターの中にまだ食事中の人がいると思うだけで胸が熱くなりますね。
※波布食堂
那覇市通堂町4‐22/098‐861‐8343/11:00~17:30/日・月・祝日定休)
(文/しらべぇ沖縄支部・miya‐nee)