オタクはさらに高い割合!つまらない下ネタに憐れみの念を抱いている人は51.1%!
2014/10/10 15:00
世の中、キレイごとばかりではないとよく言われます。その代表的な例が私たちが会話でしばしば遭遇する「下ネタ」です。例えば飲み会で。あるいは合コンや友だち同士の雑談で。下ネタは、私たちのもとに突然訪れます。なかには、下ネタを話さずにはいられない人、下ネタを言えばなんでもおもしろいと思っている人もいるそうです。
よく耳にするのが、何かを言ったあとに「下の●●もね!」「夜の●●もね!」などとドヤ顔で口にする人です。その場では盛り上がることがあるものの、なかには明確な「NG」を出す人がいることも周知の事実でしょう。そして、なかには嫌悪感を通り越して、憐れみの念すら抱いてしまう人も・・・。これ、けっこうな割合でいることをご存知でしたか?
以下の調査結果をご覧下さい。
【質問】
下ネタを言えばなんでもおもしろいと思っている人に、嫌悪感を通り越して憐れみの念を抱きますか?
・当てはまる:51.1%
・当てはまらない:48.9%
【男女別】
下ネタを言えばなんでもおもしろいと思っている人に、嫌悪感を通り越して憐れみの念を抱く人の割合
・男性:45.0%
・女性:57.4%
なんと、およそ半分はつまらない下ネタに対して怒りや嫌悪感ではなく、憐憫の心を持っているんですね。また、男女比較を見ると、女性のほうが回答者の割合が高かったようです。この結果には納得する人も多いのではないでしょうか。
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61.1%のオタクは安易な下ネタを憐れみの目で見ている!
さて、今回はこちらの「下ネタ問題」をさらに深く掘り下げてみることにしました。オタクの人は下ネタについてどう思っているのでしょうか。同じ質問を「自分はオタクであるかどうか」という質問とクロスして回答を比べてみました。
【質問】
下ネタを言えばなんでもおもしろいと思っている人に、嫌悪感を通り越して憐れみの念を抱くと答えた人の割合
・オタクである:61.1%
・オタクではない:47.7%
自分をオタクだと思っている人のほうが、安易な下ネタに対する憐れみの気持ちが強いようです。対象に対する強いこだわりを持っている人も少なくないオタクの人たちだからこそ、こうした下ネタに毅然とした態度を取っているのでしょうか。
下ネタ問題は、今も昔も続くナイーブなトピックです。今後はオタクだけでなくさまざまな人の声を聞くなどして、この問題が抱える複雑さをさらに解き明かしていきたいと思います。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代の男女計1500名
(文/しらべぇ編集部)