「幽霊は存在してそう!」と思う人の割合は?30代女性の高さはあの名作映画の影響?
1990年に公開され大ヒットを記録した映画、『ゴースト/ニューヨークの幻』という作品をご存知でしょうか?
知らない方のために、ざっくりとあらすじを説明します。「愛してる」と気持ちを伝え、結婚を求める彼女と、その言葉と気持を受け入れようとしない彼。互いの気持ちを確認することができうないまま、ある日彼は暴漢に襲われ、死んでしまいます。彼はゴーストになり、彼女に近づき、はじめて「愛してる」と自分の口から伝えることで無事天国へと旅立つ。
そう、デミ・ムーアがろくろを回し、パトリック・スウェイジが後ろから支えるシーンで有名な作品です。彼が死んでしまうという悲劇はあれど、多くの女性がふたりのロマンスに憧れたことでしょう。
今回、それを裏付けるように思わせるアンケート結果を得ることが出来ました。20代から60代の男女計1500名に「幽霊とUFOだったら、幽霊の方が存在していそうだと思いますか?」という項目で調査を行ったところ、「はい」と答えたのは男性の33.6%に対し、女性は51.9%。30代女性に至っては、62.7%の人が「幽霊とUFOだったら、幽霊の方が存在していそうに思う」と回答しているのです。
【30代・男女別「幽霊とUFOだったら、幽霊の方が存在していそうに思う」と答えた人の割合】
男性:37.3%
女性:62.7%
ご覧の通り、同世代で倍近い数字の開きがあります。30代女性の多くは思春期に『ゴースト/ニューヨークの幻』を観て、デミ・ムーアに自己投影をした世代、ということでしょうか。
調査時に集計したコメントにも「死んでしまうのはショックだけど、私もデミ・ムーアみたいに彼のゴーストとろくろを回したい」「オカルト系の幽霊は嫌だけど、ロマンス・ファンタジー系の映画に登場するような幽霊なら大歓迎」といったものが目立ちました。
一般的に男性はロマンチスト、女性は現実的とされていますが、正反対の結果を得ることができました。
【調査概要】
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代 男女1500名
(文/しらべぇ編集部・大川竜弥)