写真なし、文のみなのに… 『壇蜜日記』はなぜこんなにもエロいのか

壇蜜が出版記念記者会見で語ったのは…

2014/10/24 17:00


■学生時代の思い出も

就活の時に「学生時代に一番励んだことは何ですか?」と聞かれた際の思い出も披露されている。「はい、私は海外研修をした際に日語教員のアシスタントを経験しました。そこで・・・」などと言ったそうなのだが、この本によるとアンナミラーズのバイトとSMに夢中だったとか。

普通にブログに書くと炎上しそうな内容だ。まるで、思春期に近所に住んでいる美人のお姉さまの日記をこっそり読んでしまったかのような感覚である(誓って言うが、そんなことをしたことはない)。


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■仕事観も垣間見える

彼女の「仕事観」も感じとることができる。房総での、寒い時期の、ヌードグラビアの撮影の現場すら淡々と描かれる。年齢とともにできることが変化すること、ちゃんと業界に残れるかという戸惑いと、一方でのプロ意識や、お金を稼ぐことへの考えなどを読み取ることができる。

この日記は2013年から2014年にかけてのものであるが、まさにグラビアを中心とした世界から、テレビなどへシフトした時代でもある。なんせ、ドラマの主役までやっているのだから。この変化を、文字を通じて追うことができるのも本書の魅力だ。

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■記者会見を取材
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