写真なし、文のみなのに… 『壇蜜日記』はなぜこんなにもエロいのか
壇蜜が出版記念記者会見で語ったのは…
■記者会見を取材
と、ブックレビューはここまでにして、10月15日に開かれた、この本の発売記念記者会見の模様をレポートしよう。なお、私は諸事情でお邪魔できなかったので、ここからはアシスタントであるマイキー山本によるレポートをもとにお届けしよう。
すでにスポーツ新聞などでも報じられているが、ここだけの話を満載でお届けする。
この日は記者会見+握手会だったのだが、握手会は大盛況。追加で用意した整理券350枚は一瞬ではけた。平日の夜、週の真ん中にも関わらずアラフォー以上の男性が目立っていた。
壇蜜はなんせ、写真対応が丁寧。売れっ子のおごりはない。フォトセッションに遅れてきたカメラマンに「撮られますか?」とポーズをとるという「神対応」まで。
全体的に、お金に関する言及が多かったという。「日常を文にして金をもらうということは恐れ多い。ただの日々の羅列にならないようにアプローチに迷った」のだとか。
関連記事:千鳥ノブ、壇蜜に「ワンチャンある」 人妻への浮気心に渡部路線を心配する声も
■質疑応答は…
主な質疑応答をお届けしよう。
Q.誰に読んでもらいたいか?
壇蜜:570円プラス税を払って、この本を買ってくださる方。「~な方に読んでいただきたい!」と言ってしまうと、それ以外の方が対象外のようになって、ビジネスチャンスを逃すことになる。そんなもったいないことしないですよ!!お金、お金、お金が大事(手で金の形を作りながら)。
Q.出版のご褒美は?
壇蜜:ないですよ。売れるかな。最初で最後のつもりです。
Q.5年後、10年後の「壇蜜日記」は?
壇蜜:この本の売れゆきにかかっている。浮き沈みの激しい業界。2作目すら難しいと思う。でも出すなら、きっと同じようなことが書かれていると思う。
Q.「壇蜜死亡記念日」という項がありましたが?
壇蜜:「グラビアで使える体ではないと言われた」日で、そのことをその時受け入れました。33歳の今でもグラビアの仕事をさせていただいているが、なにかしらが死んだ。置いてきた。
Q.やはり物書きになりたいのですか?
壇蜜:日記が限界。これしか手法がない。
Q.日記を発売するにあたって。「日記を書く」ということとは?
壇蜜:よく悪くも私生活の切り売りという認識。日記という形式自体は書き慣れている書き方 。小中学生時代から日記自体は書いていた。毎日書いていた。「続けること」ができる自分の性格に感謝。大体一行で終わっている日は、次の日が早い日。ファンの方には、私の「暮らしぶり」が分かるものになっている。お風呂で防水ケースにいれたiPadで書いている「歯磨き→お風呂→日記」という毎日の習慣。
Q.挫けそうになったことは?
壇蜜:「一行でもいい」というルールを課してから楽になった。
Q.日記に書けなかったことはありますか?
壇蜜:書けなかったのは、ポットのお湯を足にかけて、救急車を呼んだ事件。お国のお世話になったという意識がある。お金のネタにすることではないので、書いていない。
Q.最近素敵な男の人は?
壇蜜:しばらくはないですね。機会があれば。
Q.どれくらいまで、彼氏はいない?
壇蜜:もし「壇蜜日記2」の帯で「抱かれる予定はなかったがしかし…」なんかに変わればいいですね。寂しいものですよ、生きていくことは。
Q.寝る前に書かれた日記。その時横に男性は?
壇蜜:男性がいなかったから書いてない。いたら書いていると思う。
■にじみ出る魅力
うーん、このQ&Aからも壇蜜のエロさがにじみ出ている。時にはヌードも披露するのだが、このにじみ出る感じ、例えるならば「着エロ」感。これこそが壇蜜の魅力なのではないかと思った次第だ。
みんな、読もうぜ!
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)