しょっちゅうヘロイン…いろんな意味で危なすぎるタイの日本語Tシャツたち!
しらべぇ海外支部です、常夏のタイからこんにちは。
先日、当サイトでは「他人の着ている英字Tシャツを翻訳したことある人調査」の結果を紹介しました。「約半数の44.9%の人が翻訳したことがある!」との結果が出たわけですが、日本人が母国語でない英字のTシャツを翻訳するとしたら…タイ人は日本語Tシャツを翻訳しているのでしょうか? それでは、タイに溢れる日本語Tシャツをご紹介しましょう!
筆者がどうしても気になってしまった、「しょっちゅう」。何がしょっちゅうなのか聞いてみたくなり、突撃インタビューを試みましたが、着ている本人は意味がわかっていませんでした…。では、売っている側は意味を理解しているのでしょうか? 青空の下にある店舗、というタイらしいショップで聞いてみました。
“MAD”とは、「気が狂った」「バカげている」などを指す英単語なので、翻訳済みですね。人気(?)ブランドのようで、MADシリーズがたくさん並んでいました。
数ある語彙の中から、これらをどうチョイスしているのか興味深いですね。
こちらも翻訳済み。
案の定、というか予想通り、お店の人は意味をわかっていませんでした。タイのマイペンライ(細かい事は気にするな)精神はここにも健在。わからない、と小さく答えた後、「買うのか?買わないのか?」とちょっぴりご立腹でした。
MADシリーズと並んで人気なのが…。危険ドラッグどころじゃない!!その名も東京ヘロイン。東京がヘロインシティとは、もはや冗談では済まされませんね。大阪バージョンもあります。危ない匂いの漂うこのTシャツ、筆者は着用している人を相当数バンコク市内で目撃しています。
意味がわからないままに作り、販売する。そんなタイの底抜けな自由さ加減に感心した取材となりました。
お値段も200バーツ(約600円)とかなりリーズナブル。タイ旅行のお土産に、ツッコミどころ満載の日本語Tシャツはいかがでしょうか?
(文/しらべぇ海外支部・hiroko)