自治体に期待!69.2%が「行政で公衆トイレのクリーン化を徹底してほしい」と回答
日に日に衆議院解散の現実味が高まるここ数日。今年2014年の師走、政治は国政選挙の流れそのままにバタバタと締めくくられることになるかもしれませんが、そんななか今回は、できれば“行政”で対応していただきたい案件をテーマに進めていきたいと思います。
そのテーマはずばり、「公衆トイレ」。正確には、地方行政ですね。
街中を歩いている時、突然襲ってくる尿意や便意。尿意ならまだしも、突発性の便意は、「…とかけまして、選挙にのぞむ政権与党ととく」でお馴染み。つまり、なにがなんでも解消(快勝)したいものです。よって、視界に公衆トイレがあれば、迷わず入ることでしょう。
しかし、そこで問題になるのが、公衆トイレの汚さです…。街の公衆トイレではさすがに用は足したくない…という人は少なくないですよね。そこで今回は、20代~60代の成人男女750名ずつを対象に、以下のようなアンケートを実施しました。結果と併せてご覧ください。
「行政で、公衆トイレをきれいにする施策をもっと徹底してほしい」
(※以下は、「そう思う」と回答した人の割合です)
全体:69.2%
男性:66.0%
女性:72.4%
このように、およそ7割という多数派の人たちが、「公衆トイレをきれいにする施策を“行政で”もっと徹底してほしい」と考えていることが判明しました。男性では年配世代の数字が特に高く、女性は世代別の差はあまりなく7割以上がそのように回答しています。
現在でも、清掃員の方々が定期的に掃除してくれていることは多くの人が理解するところだと思いますが、清掃にあたる人の数やそのための予算が十分に用意されていない、もしくは目ざましく改善された過去がないのかもしれません…。そこを行政でなんとかしてほしい、ということだと読み取れます。
日本は、世界が羨むトイレ先進国です。マドンナやウィル・スミスといったスーパースターが、日本のトイレ(便座)技術に魅せられ、本国の自宅にその設備を取り入れたといいます。そのような先進的かつ清潔なトイレ文化に慣れ親しんでしまった日本人にとっては、海外諸国の公衆トイレよりは遥かにましでありながらも、やはりもう少しきれいにして欲しいと考えてしまうようですね。
そろそろ、細菌なども気になる季節になってきます。行政にお願いしたい気持ちを多くの人が持ち合わせていることは判明しましたが、まずは使う人それぞれが清潔に使うように意識することが“解消”の大きな一歩になるかもしれません。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部)