【あの一年があったから】前向きに生きていくための浪人あるある3選!
写真提供:ペイレスイメージズ
今年も残すところあと1ヶ月のこの時期。忘年会や同窓会で、1年の苦労話に花を咲かせる方も多いと思いますが、学生をしている筆者のまわりでよく耳にする苦労にまつわる話は、浪人時代の体験談。
筆者は現役なのですが、浪人のときの苦労やそれを乗り越えたエピソードを聞くと、力をもらえます。そこで今回は、浪人経験のある人に取材した「浪人あるある」をまとめてみました。
■現役生の存在に不安を覚える
筆者が現役の時は「現役曲線」と呼ばれるものがあって、「現役は受験の後半で一気に成績が伸びる」と言われていました。筆者には現役曲線は幻の存在でしたが、本当にあるんですね。
浪人を経験した友人によると、受験期の前半は模試での結果も良かったようですが、「後半の試験になると現役の伸びが半端なくてビビる」とのことです。また、制服を着ている現役生が眩しかったのか、「制服は偉大です」との発言も。
■身分証の提示を求められて挙動不審になる
浪人中の友人と一緒に映画を見に行った人の話では、学生料金のため身分証の提示を求められた際、その友人が若干そわそわしていたそうです。というのも、大手予備校などは予備校生用のカードなどもありますですが、規模の小さなところでは学生の身分を証明するものがないので、年齢を確認されるときなどは大変なのだとか。
ただ、中には「カラオケの時に学生料金で入ろうとしたとき、期限の切れた定期を出したらなぜか通った」という声もあったので、堂々としていれば店員さんも察して配慮してくれるのかもしれません。
■ちょっとしたことで癒やされる
「勉強をしなければ!」というプレッシャーが強い浪人時には、息抜きするのもなかなか大変。
・ 遊んだ後、異常に勉強へのモチベーションが高くなる
・ 近くのスーパーに出かけるだけで癒やされる
・ 宅浪だったので親が唯一の話し相手だった
など、みなさんの苦労とその辛い時期を乗り越えてきたたくましさが伺えます。
今回、さまざまな方に取材して、それぞれのご苦労を実感しながらも、今ではその経験を糧にしている方が多いように感じました。現在浪人中の方も、ぜひ前向きに最後まで乗り切ってください。浪人されていた方は、改めてポジティブに浪人時代のことを振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・髙橋 夏帆)