【びっくり】新聞広告の一面がマンガの「ふき出し」? 伊集院静や諫山創のコメントも

2015/01/01 09:00

元旦の新聞広告は、各社が知恵を競い合う、一年に一度の晴れ舞台。とくに、出版社など歴史ある企業が広告を出すことが多いが、今朝の朝日新聞には、衝撃的な広告が掲載されていた。

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新聞広告の全面が、巨大な「マンガのふき出し」に! 中にはなにもセリフが入っていないが、よく見ると、「今年の抱負」「2015年元旦」と書いてあり、新聞広告を「書きぞめ」の半紙として使えるようになっているようだ。

広告主は講談社。ふき出しに文字を書く「ふきぞめ」を楽しんでもらうことで、言葉から生まれるストーリーの力を体感してもらう趣向と思われる。

さらに同日の新聞一面(コラム「天声人語」の近く)には、作家の伊集院静氏によるふきぞめが。社会面にはマンガ『進撃の巨人』の諫山創氏によるものも。

【さすがの達筆! 伊集院静氏「それでも前へ!!」】

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【諫山創氏はイラスト入り「誠意をもって断る」】

しらべぇ0101ふきぞめ諫山創

というわけで、しらべぇ編集部も、今年にかける切実な思いをしたためてみた。書きぞめなど小学校以来な気もするが、さらにふき出しの中に書くのは初めての体験だ。たしかに、ふき出しに入れると、「言葉だけ」より実感がこもるような気もする。

【「ヤフトピのりたい」by しらべぇ編集部】

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ウェブサイトを見てみると、総勢96名の作家がさまざまな形のふきぞめに抱負をしたためたコレクションも。さすが講談社、『島耕作』シリーズの弘兼憲史先生や、『ちはやふる』の末次由紀先生など、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。

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また、新聞広告とは違う形のふき出しも多数揃っており、ツイッターやフェイスブックに投稿ができる仕組みだ。

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思えば、壮大な小説も人気コミックも、始まりはたったひとつの言葉である。新聞紙に筆で書くもよし、ウェブからふき出しを選んで投稿するもよし。新年にかける思いを言葉に託してみては、いかがだろうか?

■こんな『カイジ』っぽいふき出しにすると切実感が違う

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(文/しらべぇ編集部

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