【血液型占いなんて信じてないのに…】「私、何型に見える?」と聞かれたら…神回答はこれ!
以前、男女1500名を対象に「血液型を聞かれることは不快ですか?」というアンケートをとったところ、男性の18.4%、女性の13.1%が「不快である」と答えたことを紹介しました。
回答者の多くは「科学的に無根拠」「B型だから」「○型だから…と自分がレッテル貼りされるのがイヤ」などとコメントし、彼らが世にはびこる血液型性格診断に辟易していることが伺えました。
血液型と無縁な生活を送れない日本社会!
そうは言っても、日本人は血液型診断が大好き。初対面の相手から「何型?」と聞かれるのは出身地を尋ねられるほど一般的なものですし、なかには「○型の人とは付き合えない!」と堂々宣言する人も珍しくありません。
つまり、血液型性格診断が正しいかどうかは別にして、私たちは血液型性格診断とは無縁な生活を送れない社会にいるのです。
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血液型トークが始まってしまったらどうする?
そこで、今回は血液型性格診断をまったく信じていない人に伺った血液型トークになってしまったときにおける完璧な回答をご紹介します。
これで、血液型トークがはじまったとしても万全の対策を打てるでしょう。
■「私、何型に見える?」
男性のみなさん、以下のような会話をしたことはありませんか?
「ねえねえ。私、何型に見える?」
(ヤバ、全然そういうの興味ないんだけどな…)
「わかんないよ」
「えー!わかんなくてもとりあえず当ててみてよ」
「あのさ、血液型性格診断ってウソらしいよ。科学的に無根拠なんだって」
「え?そうなの?」
「それにオレ、『何型に見える』とかそういうの興味ないんだよね」
「そっか…」
会話が終わってしまいました。彼は自分が思っていることを素直に口にしただけなのかもしれません。ところが、その結果2人の関係は冷めてしまいそうです。
仮に相手が自分の好きな女性だったとすれば、このような回答は好ましくないと言えるでしょう。
■理系院卒・Aさん(30才)の場合
血液型診断をまったく信じない理系大学院卒のAさん(30才)は、女性から上に挙げた質問をされた場合、以下のように答えるのがよいと言います。
「私、何型に見える?」と尋ねる女性が期待しているリアクションは「やっぱり!」か「意外!」のどちらかです。けっきょく、興味を持っていることが重要なんです。
相手の血液型を当てるのが一番ですが、その可能性は1/4。その確率を高めるために血液型を聞かれたらこう答えるようにしています。
「O型っぽいA型かな!」(AB型っぽいB型かな!)
仮に「O型っぽいA型かな!」と答えて相手女性がA型だった場合、「すごいね!正解!」となりますし、O型だった場合、すかさず自分から「やっぱり!O型に見えたんだよね」と続ければさも「当たった」ようになります。
ようするに、血液型性格診断の無根拠さを指摘する科学論争ゲームをするのではなく、その場で会話がいかに盛り上がるかというコミュニケーションのゲームをすればいいんです。
■「私、B型なんだよね」
続いてのケースです。血液型トークにまったく興味がないにもかかわらず、相手が自分の血液型を口にしたとき。どのように答えればよいのでしょうか。
「私、B型なんだよね」
「へぇ」
「B型って性格悪いって言われがちだからスゴくいやなの」
「そんなことないよ。科学的に無根拠だし。あれ、統計手法もデタラメなんだよ」
「…そ、そっか」
相手にとって、期待していた会話の展開ではなかったようです。では、どのように答えるのが正解だったのでしょうか?
■東大卒・某省庁勤務Bさん(28才)の場合
某省庁に勤務する国家公務員のBさん(28才)は、女性が血液型にかんすることを口にしたらどんなシチュエーションでも使える、まるで再生医療に応用可能な万能細胞のような魔法の言葉があると言います。先ほどと同様、「私、B型なんだよね」と聞かれた場合。
「へぇ、元カノが全員B型だったんだよね」
こう答えるんです。すると、さも自分が相手に好意を抱いているような印象を与えるんです。この回答、相手に対して悪い印象は与えません。
特に、血液型診断で「性格にクセがある」と言われがちなB型の女性は言われると喜びやすいですね。「この人はB型の私に対してもネガティブなイメージを持たないんだな」って勝手に脳内で解釈してくれますから。もちろん、相手がA型の場合でも「元カノは全員A型」ですし、O型でも「元カノは全員O型」です。
ようするに、相手が権威を感じてる事象を利用してこちらに有利なコミュニケーションをすればいいんです。そのように考えれば、血液型性格診断のトークも煩わしくなくなりますよ。
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「正しさ」を指摘するより「正しくなっていること」を利用する
血液型性格診断に興味がないという方でも、うまく会話を繰り広げられるかもしれない回答術。少しだけ「ズルさ」も含まれるのかもしれませんが、相手を不快にさせるよりは誠実な態度と2人は語ってくれました。
血液型トークが始まったときには一度試してみてはいかがでしょうか。
(取材・文/しらべぇ編集部)