【名古屋市民は要注意】今もっともインフルエンザの流行リスクがある地域はどこ?
現在、全47都道府県に、インフルエンザの「流行警報」が発令されています。まわりでもインフルで会社や学校を休んでいる方が、増えているかもしれません。
ニュースや新聞で耳にするインフルエンザの「警報」、これはどのような基準で判断されているのでしょうか? 国立感染症研究所、東京都感染症情報センターによると、
・保健所管内の定点医療機関における1週間の新規患者数が10名を超えるとその保健所は「注意報レベル」に
・30名を超えると、10名を下回るまでは「警報レベル」に
・東京都では、注意報・警報レベルを超えた保健所管内の人口が都民の30%を超えると、都全体に注意報・警報が発令
という仕組みになっているようです。
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インフルエンザ流行マップ(2015年1月21日発表)
画像はスクリーンショットです
国立感染症研究所が発表している「流行マップ」を見ると、全国が警報レベルであることに加えて、西日本や中部地方に最高レベルの警報が出されていることがわかります。ちなみに、九州7県は、すべて感染報告者数のトップ10にランクイン。
では、今、インフルエンザが気になっているのは、どのエリアなのでしょうか? 「インフルエンザ」と検索した人が多い地域を見てみましょう。
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Googleトレンドで「インフルエンザ」と検索している地域は?
1月24日現在で、30日間の1位〜3位はすべて九州の県庁所在地。これは、国立感染症研究所の発表とも一致します。
ところが、7日間の検索数を見てみると、ランク外からトップに踊りでた名古屋市や3位の広島市など、中部地方・中国地方の大都市が急上昇。このエリアが、「今、まさに感染が増えつつある地域」である可能性もあります。
このような大流行の中、「実際にインフルエンザにかかった人」は、どれくらいの割合なのでしょうか? アンケートサイト「マインドソナー」を使って、調査を実施しました。
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Q.この冬、インフルエンザに感染した?
すでにインフルエンザにかかった人は1割強。学校の1クラスで4〜5人、会社なら1つの課に1人くらいはインフルになった人がいる割合です。
この比率、先ほどご紹介した「検索数が多いエリア」では、さらに高くなっているかもしれません。流行している地域や傾向を調べながら、お気をつけくださいませ。
(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)