そんな通えないですから! 飲食店のスタンプカード難易度に女性の73.5%が不満!
■スタンプカードに辟易している人たち
飲食店のなかにはポイントカードやスタンプカードを発行しているお店が少なくありません。たとえば、ラーメン屋などで「スタンプ20個ためると一杯無料」などのカードを渡されたことはないでしょうか。こうしたスタンプカードの存在がきっかけとなり、頻繁にお店に足を運ぶようになった人もいることでしょう。
しかし一方、スタンプカードが貯まるまでに店に通う回数を考慮すると、その行為に辟易してしまう人も存在するようです。
以下のアンケート結果をご覧ください
【質問】飲食店等が配布する期限付きのスタンプカードに対し、「貯める難易度が高すぎる」と感じたことがありますか?
■男性
はい:66.4%
いいえ:33.6%
■女性
はい:73.5%
いいえ:26.5%
関連記事:【調査】「電車内での飲食」どこまで許される? ボーダーラインは◯◯
■30代女性は80.7%がスタンプカードにウンザリ!
このように、7割近くの人がスタンプカードを貯めることに難儀しているようです。特に、女性は73.5%と高い数値を示しています。以下の年代別データを見ると、30代女性の回答は8割をこえているほどです。
【女性・年代別】飲食店等が配布する期限付きのスタンプカードに、「貯める難易度が高すぎる」と感じたことがある人の割合
20代女性:73.3%
30代女性:80.7%
40代女性:74.0%
50代女性:68.7%
60代女性:70.7%
関連記事:飲食店オーナーたちが悲痛な叫び…あまりに酷すぎる予約のドタキャン事情 2015/01/28/ 18:00 びっくり
■「貯めるの絶対無理」「デザインがオシャレじゃない」
一体、スタンプカードの「難易度の高さ」とはどのようなものなのでしょうか。回答者から寄せられたスタンプカードにまつわるコメントをご紹介します。
「お店オリジナルのカードはどんなものでも断ってます」(30代・女性)
「カードのデザインがオシャレじゃないし、数万円分使わないと貯まらないことが多いしで、とにかく使いたくない」(40代・女性)
「『3ヶ月以内に30回行かないとカードが無効』とか貯めるの絶対無理だし、それで店に来るだろうという自信はどこから生まれるのか疑問」(40代・男性)
「営業先でたまたま入った店なのにカードを渡されるとイラっとする。そんなカードごときに釣られて通うかよ!」(40代・男性)
「財布の限られたスペースに鎮座しようとする傲慢さ」(50代・男性)
「せめてケータイとかネット上でポイントを貯められるようにしてほしい」(30代・男性)
以上のように、スタンプカードは財布のスペースをとることに加え、貯まるまでに必要な金額や店に通う回数の多さに不満の声が集中するようです。
初回のお客さんをリピーターとして定着させるべく奔走しているお店のみなさんは、スタンプカード発行以外の方法でそのインセンティブをつくることを考えてみてもよいのかもしれません。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(日)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部)