オレに口臭いと言ってくれてありがとう! 男性22.5%が口臭指摘する人に好感を持つ!
この人、口が臭い!でも言えない…
以前、本サイトでは口臭についてこんな調査を実施しました。
「口臭い」と言われたことある人の割合を調査してみた…結構な女性が言われてた…
口臭を指摘されたことのある人は男性40.1%、女性26.5%。男女差が顕著ですが、指摘されたことのある人は決して少なくないようです。
ここで注意しなくてはならないのが、本調査の捉え方です。口臭を指摘されたことのある人がそのまま口が臭い人の割合には決してなりません。特に、日本人は思ったことをなかなか口に出さないと言われます。つまり、「口が臭いにもかかわらず、口臭を指摘されたことがない人」は一定数存在していることが考えられるのです。
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「口臭を指摘してくれる人に感謝!」は少ない!?
では、自分の口臭に気づかない人がそれを指摘された場合、彼らはどのように感じるのでしょうか。
男女1500人を対象にしたアンケート調査によると、積極的に自分の口臭や体臭を指摘してくれる人に好感を持つ人の割合は男性22.5%、女性15.7%。口が臭いと言われたことのある人が男性40.1%、26.5%ですから、自分に口臭が漂っていても、それを指摘されることに好感を持つ人は少ないことが読み取れます。
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口が臭い人にどうやってそれを伝えるか?
以上のように、口臭を指摘されることにあまり好感が持たれない現状において、私たちはどのようにして相手にそれを伝えられるのでしょうか。
これをマーケティング的に考えてみましょう。マーケティング関連の書籍において、生産者と消費者の関係を示す言葉として「消費者は無言で答えを出す」というものがあります。提供される商品やサービスが気に入らないとき、消費者はそれにクレームを出すのではなく、黙って他の商品に移行するというものです。
このエピソードは、自社サービスへの不満がなかなか自分たちのもとへあがってこないにもかかわらず顧客が離れていってしまうマーケットのシビアさを示す例としてしばしば挙げられます。
一連の話を口臭に当てはめてみるとどうでしょう。クレームが本人のもとへは入ってこないのだとすれば「口が臭い人のまわりからは黙って人がいなくなる」ということが言えるかもしれません。
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口臭の解決策は2つ
となると、現状の解決策は以下の二点になると言えるでしょう。
・口臭を指摘してくれる人を大切にする
・口臭を指摘されないようにケアを怠らない
やはり、常識的な振る舞いこそが口臭を予防する秘訣なのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)