超多忙の商社マンだからこそ気づけた!まったく新しいジムに絶対通える習慣術とは?
国民の健康意識の高まりにより、スポーツジムに通う大人が増えています。経済産業省による産業活動分析(平成24年)によると、フィットネスクラブ利用者数は平成15年度から平成24年度にかけて上昇傾向で推移。平成26年の売上高はおよそ4000億円にものぼります。
その一方で、ジムに通い始めたものの、結局足が遠のいてしまった人も少なくないといいます。「痩せたい」「たくましい身体でいたい」と思っても、多忙な現代人にとって運動習慣を身に付けることは容易なことではないようです。
■ジムに通っている人とそうでない人の一番の違いとは
今回紹介するのはジムに通い続ける習慣を身に付ける方法です。話を聞いたのは、月の半分以上を海外で過ごすことも珍しくないという大手総合商社でエネルギー関連の仕事をするKさん(36才・男性)。Kさんは大学時代はアメフト部に所属していたこともあり、たくましい身体つきを維持していましたが、入社後は会食や接待、合コン続きのためみるみるうちに体重が増加。29才のピーク時にはついに体重が80kgを超えてしまったといいます。
「これではいけない!」と思ったKさんは、会社近くのフィットネスジムに通い始めたものの、わずか2ヶ月足らずでまったく通うことがなくなってしまったといいます。
ところが現在、彼は週3回以上はジムに通う生活を続けており、すでにその生活は4年以上続いているといいます。通い続けるコツは、どこにあるのでしょうか。
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■プログラムを組むな!
-なぜジムに通えるようになったのですか?
ジムで「しなければならないこと」を考えるのをやめたからです。ジムに通わなくなる人の最大の特徴は、インストラクターが提供するプログラムをこなそうとすることです。あれってどんなに集中しても1時間くらいかかる。これに加えて着替えやシャワーの時間を考えれば、ジムのために90分間は時間を確保しなくてはなりません。そこまでコンスタントに時間がとれる人はそう多くないですよ。
-ではどのような運動をすればよいのでしょうか?
とにかく、簡素なウェアに着替えたら10分でもいいから施設内に留まることです。そしたら、なんらかの運動をしますよね?
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■とにかく通う習慣をつくる
-10分でいいんですか?
はい。とにかく、通う習慣をつくることが大事なんですよ。たとえば僕はよくこんなかんじでジムに出かけます。仕事が18時に終わるとして、19時から飲み会があったとしますよね? こういう状況の場合、30分はジムにいけます。30分あれば、3つのマシーンを10回3セットこなすくらいなら全然できますよ。
-10分の場合、なにができるんですか?
ストレッチして終わり、なんてときもあります(笑)。でもまったく気にしません。「今日もちゃんと通えた」と思ってすぐにビールを飲んじゃってもぜんぜんいいんです。とにかくジムに行くことが重要なんですから。
-それでは料金がもったいないのでは?
そう指摘する人は多いです。でも考えてみてください。ジムの滞在時間が20~30分だともったいないと思いがちですが、一番もったいないのは運動する時間を設けられずに結局ほとんど通わなくなることですよ。さすがに毎回10分ということにはなりません。月曜日は2時間、水曜日は10分、木曜日は30分、みたいにバラバラになるのが普通です。とにかく足を運ぶことを意識してジムに通ってみてください。絶対失敗しませんよ。
(文/しらべぇ編集部)