最先端の美容食は「昆虫」! 春なので「ちらし寿司(虫入り)」を食べに行ってみた♪

2015/03/12 17:00


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美しさは、昔からつねに女性が追い求めるもの。そして、美容医療の進化も遂げている、今日この頃。しかし、革新的な美容法は、意外と「灯台もと暗し」なのではないだろうか!

そう、それは、ムシ!


今回は、阿佐ヶ谷駅のバー『よるのひるね』にて月一回行われている「昆虫の試食会」を取材した。


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参加者は14人で、そのうちの5人が女性! 中には、「今後の料理においてイメージ戦略を立てるため参加した」というプロの料理人や、10か月の赤ちゃんを抱いたお母さんも。

主催者である昆虫料理研究家内山昭一さんは、味、食感、栄養などのあらゆる視点から研究をしている。この試食会ではあらかじめ料理のメニューが決まっていて、参加者全員で役割分担してつくる仕組み。


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【今回の昆虫メニュー】

・ヤゴとバッタのちらし寿司

・スズメバチの吸い物

・アリの子と菜の花芥子浸し

・サクラケムシのフン茶


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■レッツ昆虫クッキング♪

吸い物づくりは、巣からハチを取り出す作業から。まだ幼虫である場合フンがたまっているため、それを押し出して中をきれいにする。

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次に、メインのちらし寿司。ヤゴ(トンボの幼虫)とバッタ、巣から取り出したばかりのハチの成虫、セミの幼虫をそれぞれ素揚げして、酢飯の上にちらして完成した。

参加者からは、「春めいている」「簡単に作れて見た目がゴージャス」、などの声が上がったが…。

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【実食】まるで川海老! サクサクしてる!

おいしそうな酢飯の上に、バッタを乗せる必要があったのだろうか…そんなことを考えながら実食。

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ヤゴとバッタはサクサクとした食感と川エビのような味で難なくクリア。セミの幼虫は、柔らかいホルモンみたいと意外な食感


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【実食】固いお豆腐みたい!? スズメバチのお吸い物

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白いハチのさなぎと幼虫が沈んだお吸い物。幼虫は柔らかいように見えて、食べてみると固い豆腐のよう。味も蛋白で、食べやすい!

お口直しは、サクラを食べるケムシのフンで作ったお茶。何も言われなければ、ほのかにサクラの香りがする春らしさ。


今回、参加した女性陣は、そろって「昆虫にはタンパク質ミネラルが多いため栄養価が高くアンチエイジングになる」と語る。ムシは、決してゲテモノ食いではないとのこと。近い将来、最先端の美容が昆虫食になるのを見越して、ひと足お先に試食体験をしてみてはいかがだろうか。


【よるのひるね】

住所:東京都杉並区阿佐谷北2-13-4
営業時間:PM6:30~AM2:30

(文・写真/しらべぇ編集部・小笠原奈々

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