元キャバ嬢の身体に染み付く年上男ベタ褒め会話パターンとは

気持ちのよいリアクションをされたら、はたしてそれが本心なのか疑ってかかることが大切かもしれません。

2015/04/11 09:30

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大学時代、3年間キャバクラで勤務していた大川さん(仮名・24才・アパレル)は、社会人になっていまでも当時の会話クセが抜けないと言います。

合コンでも、よくリアクションが2倍大きいって言われてます。ぜんぶ夜の仕事をしてたせいだと思います。

そんな大川さんが、合コンなどで初対面の男性と会うときにほぼ必ず使ってしまう「ベタ褒めテクニック」があるといいます。むろん、男性を喜ばせることはよいことなのかもしれませんが、一方でそのテクニックについつい騙されてしまう男性も少なくないでしょう。それがテクニックであることを知らなければ、「もしかして自分に気があるのでは?」と勘違いする男性もいるかもしれません。

今回は、そんな元キャバ嬢が言ってしまいがちな男性をベタ褒めするセリフを大川さんの体験談をもとにご紹介します。

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■「10コ以上離れてるから、オレらに興味ないでしょ?」

大きく年齢が離れている男性が言いがちなこちらのセリフ。キャバ嬢たちは、これをどのように「褒め」に持っていくのでしょうか。

年上のお客さんばかりだったのでよく言われてました。「オレたち30代で、キミの10コ以上年上だから恋愛対象じゃないでしょ?」って。そう言われた時は「ぜんぜん!だって私の友だちで32才の人と付き合ってる人いますし!」。さらに、それが例外ではないことを言うために「私の周りはみんな年上好きです!」と答えますね。

 -それは有効でしょうか?

喜ぶ男性、すごく多いですね。「かなり年上の男性と付き合ってる人がいる」という事実が気持ちいい根拠になるんだと思います。大抵の若い子は年上好きなんですけどね。

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■「付き合うならお金持ちのほうがいいでしょ?」

キャバ嬢という仕事柄、彼女たちは「お金に対してガツガツしているんでしょ?」とお客さんから冗談交じりで聞かれることも多いといいます。これ、単に質問を投げかけているのではなく、ほとんどのお客さんが「どうせ金のないオレは恋愛対象にされないのだろう」という前提から相手の価値観を探っているのだといいます。

ひもじい生活をしていることをアピールしたり、貧乏な人と付き合ってたことを告白することもありますが、一番効くのは「いまはお金がなくても、がんばって出世したり昇進しようとしてる人が好き」というセリフです。

 -それはどういう意図があるのでしょうか?

「お金にガツガツしてません」と言ったらウソになるし、一方でストレートにお金への関心を口にしたら引かれる。相手の今を肯定して、未来に対してはお金への関心を言及する。「だったらオレもがんばろう」と思ってくれますからね。

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■女性として意識させるためにキス失敗談を繰り出す

相手を喜ばせることが好きだという大川さんは、合コンでもついつい「釣り」をしてしまうと言います。自分を女性として意識させるために彼女がよく使う話題が「キスの失敗談」。

エッチな話をこちらからするのは下品なのでやりませんが、キスの話ならば女性が切り出しても自然です。よく使うのは中学時代のキスの失敗談です。「一生懸命にキスしてたら歯があたって相手の舌から血が出て大変なことになった」と話すとみんな笑ってくれる。同時にセクシャルなまなざしでこちらを見てくるんです。

 -それは事実ですか?

半分本当です。でも、キスの話をするのはその場にいる男性をドキッとさせるのにすごく有効なんです。いやらしくなく、笑えて、でも女性として意識させるならばキスの話題です。

むろん、大川さんのようなテクニックはすべてのキャバ嬢に備わっているものではありません。とは言え、こうしたテクニックを駆使されることで勘違いしてしまう男性は少なくないでしょう。自分がやけに褒められたり、気持ちのよいリアクションをされたら、はたしてそれが本心なのか疑ってかかることが大切かもしれません。

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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