「伝え方」が原因で揉めた経験者は約5割!コミュ力を上げる3つの方法とは?
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仕事も恋愛も家庭も、人間の生活はコミュニケーションなしには成立しない。 その一方で、伝え方が原因で揉めごとにつながりやすいのも、事実。
そこで、しらべぇ編集部では、アンケートサイト「マインドソナー」を使って、「コミュニケーションが原因でトラブルにつながった」経験者の割合を調査してみた。
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■5割以上が、トラブル経験あり
結果、半数以上が、コミュニケーションが原因で揉めた経験アリと回答。トラブルについて聞いてみると、ささいなことだが、メールや電話などを中心にこんな声があがった。
・急ぎの用だったので電話した→相手も取り込み中で「先にメールしたのか?」と怒られた(20代・男性)
・メールのccで、あまりにも関係ない連絡がひっきりなしに届く(30代・女性)
・仕事中も妻からのメールが何度も届き、ストレス (40代・男性)
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■8割の人は、自分のコミュニケーション力に不安
さらに、自らのコミュニケーション能力について質問してみたところ、「高いと思う」と答えた人はわずか2割。ほとんどの人は、伝え方に自信をもっていないことがわかる。
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①話し上手より聞き上手より…
コミュ力が高い人というと、ぺらぺらとしゃべれる人、うまいことを言える人をイメージするかもしれないが、それ以上に大切なのが「聞く力」。
相手が何を求めているかを把握せず、いかに上手に話しても、空回りするだけ。会話の輪の中心にいる人をよく見ていると、まわりの話をよく聞き、それをうまくさばいているのがわかるはずだ。
さらに、聞く以上に大切なのが、相手の気持ちや状況に対する想像力。たとえば、「今は、電話するのに適切なタイミングか?」など、「どんな伝え方なら伝わるか?」と相手の立場から考えることが、伝わるコミュニケーションのコツだ。
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②テレビのコメンテーターの話し方は…
テレビの情報番組に、常連で呼ばれるコメンテーターがいる。弁護士や大学教授、医師など、出身はさまざまだが、彼らの話し方を見ていると、「最小限の情報をゆっくり」話しているのがわかる。
専門家からすると、ざっくりし過ぎているように感じられるかもしれないが、テレビの視聴者には、情報を限定したほうが結果的に伝わる。
この方法は、日常の会話や連絡でも、じゅうぶん応用可能。伝えたい情報に優先順位をつけて整理し、最小限を話せば、理解してもらえる可能性が高くなるだろう。
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③コミュニケーションは「おもてなし」
どんな情報を伝えても、相手に伝わらなければ意味がない。コミュニケーションの主役は、発信側ではなく受け手。伝えたい相手のニーズや状況を想像し、その時にふさわしい方法で伝えること。
いわば、もてなしの心こそ、うまい話し方よりもずっと有効に働くはずだ。
(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: 2015/05/14– 2015/05/17
対象:全国10代~50代男女452人
コミュニケーションの行き違いや伝え方のせいでトラブルになったことがする人
自分は「コミュニケーション力」が高いと思う人