この世にダサい「チェックシャツ」は無い!着こなし変えたら2分でオシャレ
こんにちは、スタイリストの久保田(フランソワ)です。
「チェックシャツ」でGoogle検索すると、「ダサい」と出てくるほど、今やダサい男のアイテム代表格として認知されつつあるチェックのシャツ。
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しかし、本当はそんなことないんです。
筆者はスタイリストとして声を大にして言いたい。この世にダサいチェックシャツなど無い! 世の男どもの着こなしがダサイのだ!と。
というわけで、今日はダサいチェックシャツを着た男性を、服は一切変えずに着こなしだけで変身させてご覧にいれましょう。
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【変身前】
はい、こちらよく見かけるタイプの男子です。ごく普通のジーンズに、パッとしないチェックのシャツ。全然変じゃないけど、オシャレとは言い難い印象です。
さて、この服装を着こなしだけ調整してみると……
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【変身後】
ジャジャーン!(古)
どうですか? だいぶ見え方、変わりましたよね?
まず、袖と裾をまくることでシルエットに『メリハリ』を出しました。こういうベーシックなアイテムは、ただ普通に着ただけだとどうしても全身がノッペリしたつまらないシルエットになってしまいます。
これがダサい見えかたの原因のひとつ。さあ、今すぐ変えましょう。
×キッチリまくっちゃダメ
◎ラフにまくりましょう
『メリハリを出す』とは、太い部分と細い部分を意図的に作るということ。
袖はキッチリ折り畳むよりもラフに、ボリュームが出るようにロールアップすることで、細い部分(前腕部)がより細く強調されてメリハリが出ます。
足元の裾も同じように。
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■シャツの中もポイントあり
もうひとつ、やってしまいがちなダサポイントが「中に着たTシャツがチラッとのぞいてる」です。
それがカラフルなTシャツなら妙な自己主張として悪目立ちしてしまうし、白Tなら今度は肌着が見えてるみたいでオジサンくさい。
ここでの正解は「中には何も着ない」です。どうしても着たい場合は、チラ見えしないよう『VネックTシャツ』にしましょう。
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さらにシャツの裾をパンツにインすると、スッキリ小綺麗な印象になります。
ここでの最大の失敗要因が「短足をごまかそうとしてついギュン穿きしちゃう」です。
これは本当にダサく見えてしまうので、絶対に禁止! ダサい足長男より、オシャレな短足男の方が断然ステキです。
引っ張りあげたりせず、自然に穿いて腰でパンツが止まる位置でベルトをする。この「自然体」がナイス着こなしのコツです。
チェックシャツの持つポテンシャルの高さ、感じていただけましたでしょうか?
「確かに変わったけど、もっと大きく変身できないの?」
もちろん、可能です。
ただ、そのためにはチェックシャツユーザーがついやってしまいがちな間違いを直していかなければなりません。
それは、
『チェックシャツにジーンズを合わせてしまう』
です。
(次回、第二弾に続く)
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(文/久保田フランソワ)