【人間より贅沢?】キャットフードの高級感がものすごいので食べてみた
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猫を飼っている人はご存知かもしれないが、キャットフードの高級感がすごいことになっている。
そこで、高級レストランも顔負けのキャットフードの世界と、気になるその味をグルメレポートしよう。
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■魚介の旨みが濃厚に溶けこんだ「スープ」
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まずは、Shebaのとろけるスープシリーズ。じっくりと煮込むことで魚介の旨みが濃厚に溶けこんだスープになっているという。
とてもキャットフードの説明とは思えないこだわりっぷり。
お誕生日なので、シーバのスープを献上したら、大満足のご様子p(^_^)q pic.twitter.com/0A1liAYao5
— 🖇COCOSMAP🖇📎 (@COCOSMAP5) February 11, 2015
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■人間だって滅多に食べない「懐石料理」
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お次は、「懐石Zeppin」。ラインナップは4種類で、「合鴨うすぎりを添えて」や、「本枯れ節を添えて」とあり、高級料亭のメニューさながら。
サイトもかなり高級感漂う仕様となっているので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。
巨大猫種なので、懐石ですが2人前お召し上がりになります pic.twitter.com/W4DH1LhGgC
— いちかわみゆき (@miyukyy) July 24, 2014
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■和食があれば、フランス料理もある
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キャットフードの世界には、フランス料理も存在する。商品名は、「Monptit LaCuisine(ラ・キュイジーヌ)」。
名前からすでにお洒落で、「フィッシュフィレのグリル~彩り野菜のソースを添えて~」、「サーモンのグリル~フローレンス風ソースを添えて~」など、本格派の一皿と称するにふさわしいラインナップだ。
このように、一般庶民の食事よりも高級感漂うキャットフード。説明やパッケージを見ているとキャットフードとはいえ、とても美味しそうでお腹がすいてくる。
https://twitter.com/kuronekomaster/status/554122937796538371
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■というわけで、ガチで食べてみた!
ペットショップで購入したのはこの2つ。
「MonPetit La Cusine」の「ビーフのグリル〜デミグラスソース仕立て〜」と「Shebaとろけるスープシリーズ」の「とろけるミルクチャウダー お魚、サーモン、小海老添え」。
コース料理でもメインの前に、スープがくるものなので、ミルクチャウダーから食べてみることに。
中身はパッケージの写真そのまま。期待は高まるばかり。
こうして見ると、本当にミルクチャウダーそのもの。なかなか美味しそう。
高級スープの味はというと…シンプルに言うと、人間仕様ではない。
スプーンを口に近づけたときの香りから「あれ、やばいぞ」と感じたが、魚をふんだんに使った贅沢仕様だからだろうか、魚特有の生臭さが強い。
想像していたミルクチャウダーの風味は、ほとんど感じられない。
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■気を取り直してメインディッシュ
パッケージの写真よりも心なしか質素だが、見た目はほぼイメージ通り。
もはや、先ほどのような気持ちの高まりはないが、希望を捨てずに食べてみる。
口に近づけてもあまり匂いがなかったため、「いけるのでは」と感じたのだが…獣臭が強すぎる。
具材はビーフなのだが、人間が食べなれているものとは明らかに違う。
■やっぱり、キャットフードはネコ仕様
美味しそうな見た目につられ、人間のくせにキャットフードを食べてみたが、人間の口には合わないようだ。
それぞれの生き物には最適な食べ物があるということだろう。どんなに美味しそうに見えても、キャットフードは決して食べないことをオススメしたい。
(試食・文/しらべぇ編集部・古川もこ)