「嫁姑問題」ってどれくらいあるの?【ゲイのプロレスラー、結婚を目指す】
先日、誕生日に母上から、
「死ぬまでに孫の顔くらいは…」
と、温かい電話をいただき、38歳という年齢を改めてかみしめたゲイのプロレスラー男色ディーノです。 こんにちは。
記念日だからといって浮かれさせてくれない、我が家ならではのスパルタ教育なんでしょうな。そう言えば小学校の時、誕生日忘れられてたこともあったわね。
さて、ゲイのプロレスラーが結婚に向けて情報を得ていくこの不定期連載、今回はズバリ家庭の問題。
ホラ、結婚って当事者だけの問題でもないじゃない。 家族と家族が結び付くという一面もあるわけで。上の母親からの電話だって、私はもうそれこそ38年の付き合いだから、慣れてしまった部分もある。
でも、これが急に「お母さん」と呼ばなきゃならなくなった存在だったら?
結婚に対する覚悟を決めるうえでも、ぜひ知っておきたいわよね。
本当に障子のさんを指で拭って「あらあら掃除のひとつもできないのねケメ子さん」とか、「あらー!なんて濃い味付け!内臓疾患で早死にさせる気かしら! うちの味噌汁は代々白味噌と決まってましてよオホホホホ」とか、そういういわゆる嫁姑問題は果たして本当に存在するのか? って話なのよ。
で、調べてもらいました。
画像をもっと見る
Q.結婚した後、覚悟以上に家族の問題(嫁姑問題など)がある
これは…どうなんでしょうね。あると言えばあるし、ないと言えばない。男女比でも…
と、そこまで大きな差はないわ。
ただね、面白い結果が一つあって、年代別で見た時に 30代以降は平均値の60%近くが「問題がある」と答えたのに対し、 20代だけは「問題がない」方が多いという結果(54%)が出たのよね。
これは、要するには結婚して間もない頃は、問題がないというよりも 「まだ問題にぶち当たっていない」と捉えるのが正しいのかもしれないわね。
というのも、比較的若いうちだと、親御さんも若いわけで、 そうすると介護の問題や、相続の問題にまだ直面してないってことなんだと思うのよね。
ということは。まとめると、やはり、結婚すると家族の問題が出てくる。 しかしそれは嫁姑問題というよりも、歳をとった時に生まれてくる問題の方が多い ってことなのかしら。
やっぱり結婚は、当事者だけの問題でもない。家族も含めてのものなんでしょうね。
だから、ひょっとしたら、結婚には異性としての他にも 「自分の家族とうまくやっていってくれるかどうか」 も見極めなきゃいけないポイントなのかもしれないわね。
ちなみに私の母親は、
「お父さんはね、働き者じゃけえ。車で言ったら燃費がめちゃくちゃいい。 私、ええ人選んだ思うよ。…最近その車乗ってないけど」
ってドサクサの下ネタをブッ込んでくるタイプ。 私が結婚する際には、その辺もクリアできる人探さなきゃいけないのよねぇ…
(文/男色ディーノ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月22日~2015年5月25日
対象:全国20代~60代 男女計929名