【目的は◯◯◯◯】カンヌ映画祭期間中のカフェにはなぜ美男・美女が溢れるのか?
毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭。フランス・カンヌで開かれている世界でもっとも有名な国際映画祭の一つとして知られ、全世界から数多くの俳優・女優・映画製作関係者が集まります。
今年は現在公開中の映画『海街diary』に出演している綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんらも日本から参加し、美しいドレス姿の彼女たちを映像で見た方も少なくないでしょう。
映画祭の開催期間中は、授賞式や映画の上映に加えて、まだ予告編しかできていない映画のプロモーションや映画製作会社によるプレゼンが行われます。
また、カンヌの街中には映画関係者が溢れ、映画祭期間中は関係者IDがなければ入れないレストランも登場するほど。世界中からスターが集まるため、関係者以外立ち入り禁止のエリアもつくられます。
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◆カンヌのカフェに美女・美男が多い理由
今年のカンヌ国際映画祭に関係者として参加したTさん(28才・女性)。彼女は、映画祭期間中のカンヌの街を歩く中で、ある一つの疑問が生まれたそうです。
それは「なぜかレストランやカフェの店員さんが美男・美女揃い」だということ。むろん、カンヌで働いている人は、映画祭関係者ではなく一般人。それなのに、なぜ?
カンヌ国際映画祭には多くの映画プロデューサーやディレクターが集まるので、この機会に関係者の目に止まろうと、世界各国から俳優・女優の卵たちがこの時期に合わせてバイトをしにくるんですよ。
映画祭期間中は街全体がお祭り騒ぎなので、関係者がレストランでいい気分になっているチャンスを狙ってアピールをはじめる人もいます。実際にパフォーマンスをして営業をかけた結果、映画出演のオファーをもらう人も少なくありません。
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◆「カンヌバイト」の目的はスカウトだった
私たちがテレビで見ている映画祭授賞式の裏側には、こんな競争も巻き起こっていたようです。俳優・女優を目指している人は、招待されていなくても一発逆転を狙って5月のカンヌを訪れてみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・みんと)