【驚きの効果も判明】〇割いる「家族にあいさつはしない」派の理由とは?
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私たちは小さいころからあいさつの大切さを教えられてきたが、同僚や友人とはあいさつを交わしても、身近である家族とは、案外あいさつをしない人もいるようだ。
家族の間に、言葉はいらないのだろうか。しらべぇ編集部では、「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おかえり」「おやすみなさい」といった家族の定番のセリフを言わない派の割合を調査。
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Q. 「ただいま」「おかえり」「おやすみ」「いってきます」などというセリフを、家族に対して言わないほうだと思う。
30.6%の人が「言わない方だ」と回答。
男女で比べると、男性が35.7%だったのに対し、女性は25.5%。つまり男性では約3人に1人が家に帰っても「ただいま」と言わないのである。
なぜなのか。
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■「家族に言葉なんていらない派」の考え方
理由は、大きく分けて3つあった。
めんどうだから
照れくさいから
以前からの習慣だから
多くの人は、このどれかに当てはまる。
そして先の3つに次いで大きな勢力は、「家族に言葉なんていらない派」だった。毎日顔を合わせていれば、言葉はなくとも通じ合える。そう信じている人たちだ。
「言わなくてもなんとなく過ごせる感じが、家族だからこそ」(30代女性)
「こころで、つながっている」(50代男性)
「空気感を重視し、シェアしているメンバーと思っている」(50代女性)
「テレパシーで分かり合えるから」(50代男性)
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■家族間の言葉が生活を豊かにする
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ただ、家族間できっちりあいさつの言葉を交わしている大多数派には、言わない派の理由が理解できないという。
家族との良好な関係を誇る20代の女性はこう話した。
「家族でもちゃんと口に出して言うようにする癖をつけないと、互いのズレが少しずつ生じて、いつか大きな亀裂になってしまうこともあると思う。テレパシー? お前はイルカか!」
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■家族間あいさつが生活の満足度に影響している?
実際、しらべぇ編集部が行った「いまの生活満足度を尋ねた調査」とかけあわせて比べてみると、生活に「非常に満足している」と答えた人の8割以上が、家族間のあいさつをしていた。
あたりまえの会話が、生活の充実度と結びついているのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月22日~2015年5月25日
対象:全国20~60代の男女計1671名