あの人気者たちの「夜の顔」は?お盆期間限定「夜の動物園」は発見の連続
東京都の上野動物園では、お盆期間限定で「真夏の夜の動物園」を開催している。8月16日まで、開園時間を3時間延長し20時まで営業。昼間は眠っていたり、隠れている動物たちの知られざる姿を観察できる。
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■ぐったり眠る姿もかわいい、ジャイアントパンダ
やはり、人気のパンダは夜も長い列。個室前までは10分ほど待つのを覚悟しよう。この待ち時間を使って、カメラのフラッシュはオフに!
動物がびっくりしたり、体調不良の原因になってしまう。シャッターチャンスはすぐに訪れるので、準備が肝心だ。
室内で笹を食べたり、ぐったり寝をするジャイアントパンダのシンシンとリーリーに会うことができる。リーリーは背を向けて夜食の笹をもぐもぐ。
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■ユーラシアカワウソはキャッキャしすぎ
コツメカワウソよりも大型な「ユーラシアカワウソ」。ヌルヌルとした音を立てない泳ぎは、魚みたいにすばしっこい。その動きは17時からが本番である。
3匹が楽しそうに遊んでいるの見るのは飽きない。好奇心が旺盛なため人が集まってくると、こちらを観察しにきたりしてくれる。
真夏の夜の動物園、本日もご来園まことにありがとうございました。夜行性のユーラシアカワウソは、これからが活動本番?フラミンゴたちは、おやすみなさいかな。それでは、また明日… #真夏の夜の動物園 pic.twitter.com/2Nzakp2sF1
— 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) August 11, 2015
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■猿山は平常運転中?
ニホンザルは猿山組とおやすみ組の2カ所で観察できる。やはり暑いのかぐったり寝転ぶ姿はまるで休日のヒト、野性味ゼロ。
ちなみにニホンザルはスノーモンキーと呼ばれ、雪の中でも暮らすサルとして有名。外国人のお客さんにも人気があるそう。
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■アシカは熱帯夜でもピッタリ密着
2匹のアシカは水辺から上がって岩の上で就寝。
中央にいるアシカのほうが寝相が悪いようで、端で寝ているほうが、「もう少しそっちに行ってよ」と、何度か押しても気にせず眠り続けている。
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■夜の動物園は時間との勝負! 懐中電灯は必須
このほかにもゾウ、ハシビロコウ、オオカミ、キリンなど夜も観察できる動物は33種類以上。
柵の向こうにいる動物たちを探すのも楽しいが、日が落ちてしまうと全く見えない動物もいて時間との勝負になってくる。
夜の動物園には、足元と地図を照らす懐中電灯があると動きやすい。足元が見えづらいので仲間とはぐれたり、道がわからなくなったりと、昼間よりも移動に時間がかかってしまうことも。
また、殺虫剤が使えない園内は蚊など虫が多い。虫除けスプレーや虫さされの薬を準備していけば快適に見ることができるだろう。
しらべぇで以前に紹介した記事で、予習してから行くのももおすすめだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・田村えま)