惚れ惚れするような紳士対応！イタリア人男性に学ぶショッピングデート術
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デートの定番のひとつ「ショッピング」。気軽にデートができる反面、買い物に付き合っている側の不満がたまりやすかったりもしますよね。実際に喧嘩したり愚痴を言ったり言われた経験の篤人も多いのでは？
では、男性も女性もおしゃれなイメージがあるイタリア人はどのようにショッピングデートをしているのでしょうか？ 筆者が7年間のイタリア生活で見てきた光景は、イタリア男性の惚れ惚れするような紳士的対応。長い時間をかけて自分の欲しいものを確実にゲットしながらも、付き合ってくれる女性を決して退屈させないのです。今回は、筆者が彼から学んだポイントを3つあげてみました。
1.ショッピングの目的がハッキリしている
イタリア人はとてもこだわりの強い人種。衣食住の全てにおいて自分なりのこだわりを持ち、自分の好みを周りにいる人にきちんと伝えます。また、日本の百貨店のように総合的なお店が少ないイタリアでは、目当ての品を専門のお店に買い物に行くことも多いです。そのため、ブラブラしながら決めるというよりは、出かける前に自分が欲しいものを決めて出かけることがほとんど。そもそもが目的がはっきりしたショッピングをしているといった違いがあります。
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2.コーディネートは彼女の意見を取り入れる
自分の目当てのものが決まったら、それを何にあわせるかは女性にまかせるのがイタリア人男性の優しさ。イタリアのお洒落において一番大事なポイントは色合わせ。コーディネートは、男性よりも色彩感覚が優れている女性の意見を素直に取り入れます。
こだわり抜いた買い物に付き合ってくれたパートナーに、存在意義を与えてあげるような言葉を添えるのがポイント。
「君の方が、組み合わせを考えるのがうまいから、考えてもらっても良い？」
「君だったら何と合わせる？どんな組み合わせが好きか教えて」
と紳士的におまかせします。たとえばプレゼントの買い物に付き合ってもらった時に「包装紙とリボンはどの色がいいと思う？君の方がセンスあるから選んで」などとお願いするのも一つの手。女性を上手に褒めながら、相手の好みも知れて一石二鳥です。
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3.ショッピングも立派なデートとしてエスコート
イタリア人男性は、相手の機嫌を取ることを忘れません。ものに関しては妥協をしなくとも、ペースはきちんと相手にあわせて、ショッピングも2人で楽しめるデートとして振る舞います。例えば、女性が「疲れた」と言い出す前に「お茶でもしようか」と提案します。一生懸命空気は読む姿勢は女性に対して「この人、悪い人じゃなさそう」という安心感を与えます。
ほかにも自分のショッピングをする時には、「同じお店で彼女が使えそうな小物をサラッと買ってあげる」もしくは、「彼女の好きなお店にも寄ってあげる」など、自分の買い物だけでなく「彼女との2人の時間を楽しみたい」という姿勢が伝わるように行動します。
気軽にデートできるショッピングを「お互いもっと知るチャンス」ととらえて行動してみる。男性だけでなく女性も意識してショッピングデートを楽しんでみてはいかが？
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介・辰巳真理)
