週末の新宿、カフェの禁煙席はほぼ満席!カフェ難民を一手に救う古き良き喫茶店とは?
週末の新宿。買い物に疲れ「ちょっと休憩」と思うものの、どこのカフェも満席…。そう、週末の新宿は、カフェ難民でごった返します。特に、お茶タイムである15時頃の“禁煙席”ともなれば、席を確保するのは至難の業といっても過言ではありません。
実際に、週末の新宿の同時間帯の禁煙(または分煙)カフェの混み具合を調査してみました。
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まずは禁煙カフェの王道、「スターバックス コーヒー」。
新宿マルイ、新宿サザンテラス店、新宿TSUTAYA店、新宿マルイ本館2階店など、新宿周辺にある特に使いやすいスタバ8店舗を調査したところ…。
結果はどこも満席。待っているお客さんは1組~4組で、特に混んでいたのは「新宿マルイ本館2階店」でした。店内は、席を探す人であふれています。
次はこちら。
ボディケア商品で有名なロクシタンが展開する「ロクシタンカフェ」。お茶の時間だけでなく、ランチからなかなかの混雑ぶりです。この日は1組のお客さんが待っており、途中3組のお客さんが立ち寄ったものの、満席であることを知ると帰っていきました。
そして、今回どこよりも並んでいたのは「星乃珈琲店」。
スフレパンケーキで有名な星乃珈琲店では、実に7組ものお客さんが待っていました。パンケーキを食べにくるお客さんが多いからかもしれません。
その他にも、伊勢丹やマルイ内に入っているカフェなど4店を調査しましたが、どこのカフェもおしなべて満席。“平均待ち組数”はおよそ4組と、まさに新宿は“カフェ砂漠”といえそうです。
昨今はタバコの臭いを避けたい人が多いため、禁煙のお店はどうしても混んでしまうよう。そんななか、なんと禁煙席200席をほこる“救世主”のような喫茶店を発見しました。
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■名曲喫茶「らんぶる」
新宿マルイの裏通りにあるこのお店。1階は喫煙、地下1階が禁煙と分煙になっています。
このお店のすごいところは、地下の禁煙スペースが実に200席という広さであること。席数が多いので、お客さんの回転も非常に早いです。
1950年に開店し、1955年に現在の場所に引っ越してきたこのお店は、古き良き喫茶店といえる落ち着いた雰囲気。また、フカフカの赤いソファは、人ごみで疲れた足腰を癒してくれます。
ブレンドコーヒーは1杯550円と、喫茶店では平均的な価格。買い物に疲れた方には、ケーキセット(好きなケーキと、コーヒーか紅茶をチョイスできて950円)がおすすめです。
この喫茶店はまさに、カフェの砂漠にある「オアシス」といえるかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・永久眞規)