「失敗するかも…」都心に住む高年収の人ほど結婚に「めっちゃ弱気」だと判明

2015/09/04 08:00


しらべぇ0903結婚

©iStock.com/kosal

結婚は人生の一大イベント。価値観の違いや男女問題などで離婚に至ってしまうケースも少なくはないが、そうは言っても結婚したときには「絶対に幸せになる!」と疑わなかったのではないか?

そこで しらべぇ編集部では、20代~60代の既婚男女810名に「結婚するときに絶対失敗しないと思っていた?」と聞いてみた。


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■「結婚で失敗するかも…」と思った人は半数以上!

結婚に失敗しない

「結婚に失敗しない」と自信を持っていた人は、全体の4割。結婚から時間がたち、記憶をたどって回答している人もいるという条件つきだが、じつに過半数が「もしかしたら…」と考えていたことになる。


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■大都市住みは、全国的に弱気?

結婚に失敗しない

次に、都道府県別でさらに見てみると、なぜか「県」よりは「都・府」など大都市住まいの人の数値が低い。「結婚に失敗しない」と自信のあった人は東京都32.1%大阪府34.8%。

7割近くの人が「失敗するかも」という不安を抱きながら、結婚に踏み切っていると考えられる。また、それぞれが隣接している神奈川県兵庫県と比べると、約20ポイントほどの開きも出ているのも興味深い。


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■結婚への楽観・悲観と年収との関係は?

収入別で見ると、さらに興味深いデータが。年収が高いほど結婚に自信があるのかと思いきや、そうではないらしい。

結婚に失敗しない

失敗しないと思っていた」と回答した年収300万円未満の人43.1%に対し、500万円以上〜700万未満の収入がある人が34.2%と下回っている。

しかし、年収700〜1000万円未満になると50.9%と高い数値に。そして1000万円以上の高年収になると、また37.5%にまで下がったしまっている。これは、どういうことなのだろうか?


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■幸福のメカニズムが関係している?

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NHKの白熱教室で話題になった「幸福学」が近年注目されているが、これによると幸せは必ずしも収入の高さに比例しないとのデータが。

年収1000万円を超える人は、その金額を得るために家族や自身の身体、自由を犠牲にしているため、金銭による幸せは長続きしないのだという。

このメカニズムに照らし合わせると、高年収の人は現在の仕事のポジションを維持するための苦労プレッシャーにより、幸せな家庭を築けるかどうか、不安を抱いてしまうのかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・chan-rie
qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20代~60代の既婚男女計810名

結婚離婚年収調査
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