好みドンピシャの「ロボット」がいたら恋愛できる?かなりの男女差も判明
©iStock.com/Vladyslav Otsiatsia
「ロボット」という言葉は、1920年にチェコスロバキア(当時)の小説家カレル・チャペックが生み出したもの。じつは、あと5年で100周年という歴史をもつ概念だ。
日本ではSFやアニメにおいて、「人が乗って操縦するタイプのもの:ガンダムやエヴァンゲリオンなど」「意思を持って人間と暮らすもの:鉄腕アトムやドラえもんなど」、数多くの作品が親しまれてきた。
機械技術の進歩により、人間そっくりの見た目で会話が可能なロボットもすでに実現されている。このままいけば、そのうち人間がロボットに本気で恋をしたり、交際したりするような時代がくるかもしれない。
そこでしらべぇ編集部は「見た目も性格も自分好みのアンドロイドと恋愛・交際することができるか」という近未来的な質問を、全国20代~60代の男女1413名に投げかけてみた。
画像をもっと見る
■約9割は「アンドロイドとの恋愛」はNG
見た目も性格も自分好みだったとしても、「アンドロイドとは恋ができない」と考える人は全体の9割。現在の技術レベルや完成度から想像して「恋してしまうかもしれない」と考える人は1割強だった。
ひと昔前には「ロボットペット」がブームになったが、恋人には「人肌のぬくもり」を求める人が大半のようだ。
関連記事:69万円の大人の人形、ラブドール!女性職人の技が光る秘密工場に潜入してみた
■男女別・世代別では、かなりの意識差も
ところが、男女および世代別では意識の違いもかなり大きいようだ。
20〜40代の男性では、2割前後が 「アンドロイドと恋愛できる」と回答。60代ではさすがにやや下がるが、すべての世代で男性が女性を上回った。
女性で全体平均を超えたのは20代のみ。やはり年齢が上がるにつれて拒否感をもつ人が増えるようだ。
しかし、この傾向からすると未来の若者たちは「アンドロイドとつきあうのだってアリ」と考えるのが、当たり前になってくる可能性も?
2013年には、SMAPの木村拓哉(42)がアンドロイドを演じたドラマ『安藤ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』が話題になった。
アイドルばりのイケメン(美人)アンドロイドの誕生もありえる未来。相手が機械だとだとわかっていてもうっかり心を奪われてしまう日も遠くないのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・星井七億)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:20代~60代の男女1413名