「女ひとり旅」の経験率が判明！ 50代が作り上げた（？）女ひとり旅のイメージとは？
「ひとり旅」と聞くと、バックパッカーや“大人のひとり旅”などかっこいいイメージですが、「女ひとり旅」と聞くと、傷心や大切な人との別れなど……なんだかちょっとさみしいイメージがあります。
それでも最近では、旅行会社で「女性おひとり様プラン」が組まれるなど「女ひとり旅」も注目されているようです。
そこで、今回は「女ひとり旅」をしたことがある人はどのくらいいるのか、またどうしてひとり旅になったのかを調査してみました。
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■「女ひとり旅」をしたことがある人の割合は？
20代から60代の女性計829にアンケートを実施しました。
【女ひとり旅をしたことがありますか？】
10人に1人以上の割合で「女ひとり旅」を経験したことがあるようです。
さて、彼女たちは一体、どのような理由で「女ひとり旅」をするのでしょうか？
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■20～30代の女性は、仕事や職場に行き詰まって「女ひとり旅」へ
「気分を変えるためにひとり旅をしたことがあります」（30代女性）
「人生に行き詰まったので、リセットできるかなと思い、ひとり旅をしたことがあります」（20代女性）
「仕事も家も何もかもが嫌になって、ひとり旅をしました。気ままに自分の好きなところに行って、気持ちを切り替えることが出来ました」（20代女性）
20～30代の女性は働き盛り。そのためか、将来に対する不安や悩みも多く、仕事や人生に行き詰まってしまう人も少なくないようです。そこで「ひとり旅」でリセットする……という人が目立ちました。
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■年をかさねた女性には、恋愛が原因の「ひとり旅」が目立つ？
「ひとりで失恋による傷心旅行をしました。海を見て心のリセットができました」（50代女性）
「彼と別れたあと、新たな人生をスタートしたくて、ひとりで傷心旅行をしたことがあります」（50代女性）
「当時の彼と長野に避暑に行こうとしていたら、直前に別れてしまい、でも会社の休みは取ってあったので、ひとりで行きました。旅先では、気持ちを切り替えることができました」（50代女性）
特に50代女性では、失恋して「ひとり旅」に出たという経験談が目立ちました。若かりし頃のことと思われますが、「女のひとり旅＝失恋」というイメージは彼女たちが作り上げてくれたのかもしれません。
若い人も年配の人も、何かに行き詰まって「女ひとり旅」をする人が多いよう。もし旅先で“女性おひとりさま”を見かけても、安易に声を掛けたりなどせず、そっとしてあげたほうがいいかもしれません。
（文／しらべぇ編集部・山崎紅茶）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年9月25日～2015年9月28日
対象：全国20代～60代の女性829名
