縁起のいい「大安」を意識している人は意外と少数!でも高年収の人ほど…
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みなさんは、大安と聞くと何を思い浮かべるだろうか。縁起の良い日とされている大安は「大いに安し」の意味。六曜の中で最も良い日とされ、移転・結婚・開店・旅立ちなどに最適とされている。
幸せがずっとつづくようにと、大安の日に婚姻届を出すカップルも少なくない。そこで編集部では、全国20〜60代男女1400名を対象に、「大安を意識して何か行動したことがある」人の割合を調査した。
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■大安はそんなに意識されていない…?
結果、全体では約3割ほどの人が大安を意識して行動したことがあると回答。何事を始めるにも良いとされる縁起の良い日を、意識している人は半数にも及ばないようだ。
大安がいつ来るのか、その存在すら知らない人が多くなってきているのかもしれない。
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■20~30代男性は大安に無関心…
つづいて男女別の結果を見ると、20〜30代男性が大安に対する意識が低いことが判明。しかし年齢が高くなるにつれ、少しずつ関心は高まる傾向にあるようだ。女性は50代女性が45.3%とトップに。
また、結婚している人のほうが、していない人に比べて2割増しで大安を気にしているという数値も。家族が増えるとイベントが多くなり、なるべく縁起のいい日を意識するようになるのだろう。
では、大安を意識して行動している人というのは、一体どのような行動を具体的にとっているのか生の声を聞いてみた。
・宝くじや競馬などの賭け事をするときには、大安の日を選ぶ。根拠はないけど、勝ちやすい気がする(40代・男性)
・好きなアーティストのライブや、トークショーのチケットの申込は大安の日にしている。今のところ勝率は五分五分といったところ(20代・男性)
・子供の受験のとき、受験料の振込は大安にした。成功を願って受験に受かってくれたので、一安心(40代・女性)
・引っ越しや仕事の契約は必ず大安にしている。個人的に仏滅は嫌な予感しかしなくて…(20代・女性)
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■高年収の人ほど「大安」を意識?
次に年収別のデータを見ると興味深いことが判明。年収が1000万円以上になると、5割もの人が大安を意識しているではないか。
大安に物事を始め、「自分はうまくいく!」と鼓舞することで成功を収め、年収アップにつながっている人もいるのかもしれない。この結果を信じて大安を意識するかどうかは、あなた次第。一度試してみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日(金)~2015年9月28日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1400名