日本人女性は体重サバ読みすぎ!?危機感を与えるのは「ジェンダーレスモデル」
©iStock/barsik
「体重いくつなの?」
そう聞かれて、自分の正確な体重の数値を人にそのまま伝えられるだろうか? つい実際の体重よりも少なめに言ったことがある人も、少なくないのではと思われる。
しらべぇ編集部では、全国の20代〜60代の男女1381名を対象に「体重サバ読み経験がある?」と尋ねてみた。
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■女性の3割は体重を偽っている! 体型に危機感も…
すると、全体では2割の人が「サバ読み経験あり」と回答。男女別で見ると女性に多く、3割の人が偽ったことがあるとわかった。
ここで、体重を気にしすぎてしまう女性の意見を聞いてみると…
・ 「今はスリムな男性が多すぎて、隣に並ぶと自分が余計に太って見える」(20代女性)
・ 「彼氏の体重53キロに迫ってきていて危機感」(30代女性)
たしかに、今どき男子は細身の人が多いイメージも。最近テレビなどで話題になるジェンダーレスモデル・とまんも、体重が38キロだと公表している。美肌を追求したり食生活に気を遣ったりと、女性以上に美意識が高い男性が存在するのも確かだ。
ジェンダーレス本撮影〜!
とまん from XOX @_SWEATM pic.twitter.com/wwcfRVlsFg
— LEXINGTON (@dokumoboysgirls) October 28, 2015
彼らのような美しすぎる男性を見てしまうと、女性が焦ってしまうのも理解できるかも。
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■「細い人が魅力的」との潜在意識か
体重を偽るということは、当然ながら「自分は太っている」と気にしている人に多いのが想像できる。調査の結果、「太っている」と自覚のある人の4割がサバ読み経験ありだとわかった。
そもそも、ぽっちゃりなのか、太っているのか…そのボーダーラインは曖昧なもの。以前、しらべぇが調査した「太っていないと自覚しながら『やせなくちゃ』とくり返す11%の女性に潜む心理」でわかったように、中には必要以上に「やせよう」と考えてしまう人もいるのだ。
口頭で嘘をついてしまう理由にも、「やせているほうがいいに決まっている」という潜在意識が存在するのだろう。
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■身長サバ読み経験者の7割は体重もごまかしている!
ちなみに、身長サバ読み経験者の約7割が、体重もごまかした経験があると判明。
こちらも無意識なのか、少しでも自分をよく魅せたいとの思いがあるようだ。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女計1,381名