帰宅時間がポイント?こんな時代に「箱入り娘」と思われる女性の特徴は…
@iStock/ TAGSTOCK1
少子化が進み、ひとりっ子がごく一般的になった現代。それだけ子供1人にかける関心やお金が増えやすくなっているようだ。両方の祖父母や両親、合わせて6つの「お財布」を持つことから、「6ポケット」という言葉まである。
大切に育てられた女性を呼ぶ「箱入り娘」という言葉は古くからあるが、今どきの箱入り事情は、どうなっているのだろうか?
しらべぇ編集部では、全国20代~60代の独身男性706名を対象に「『箱入り娘』と感じる女性と会ったことがあるか」というアンケートを実施した。
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■男性の4人にひとりは箱入り娘と知り合い?
どうやら男性の4人にひとりが、箱入り娘と感じる女性に会ったことがあるようだ。しかし、会ったことがない人が7割を超え、少子化にともなって子供への関心が高まるのと「箱入り娘イメージ」とは関連しないのかもしれない。
では、世の男性陣はどのようなところで、その女性が箱入り娘だと判断しているのだろうか? その理由を聞いてみると…
「夜家に帰るのが遅くなると親に最寄りの駅まで迎えに来てもらっている」(26歳・東京都)
「大学生になっても門限が決められており、少しでも遅れると親に怒られるらしい」(22歳・東京都)
といった意見が多く、こういった時間的エピソードを聞くと男性は箱入り娘だと感じることが多いらしい。また、他に変わった意見では、
「東京都23区外の東京都民のことを『外の人』と表現していた」(45歳)
というものも。これは、京都市外は京都ではないという京都府民の考えと通ずる発想だと言えよう。
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■出会いを大切にしている人は遭遇率もアップ?
さらに、箱入り娘との知り合い率が高かった特徴を挙げてみると…
これら3つの項目に対し、「当てはまらない」と答えた人は知り合い率が総じて2割にとどまる一方、「当てはまる」と答えた人は半数近くにのぼる。
一般におしとやかで控えめなイメージのある箱入り娘の女性も、肉食系の男性には自分から近づいていくのだろうか?
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■じつは、箱入り娘という言葉は悪い表現…
箱入り娘という言葉は、元々あまり良い意味で用いられる言葉ではなく、「過保護に育てられた世間知らず」などの悪い意味もはらんでいる言葉である。
似たような言葉で「深窓の令嬢」というものがある。こちらは、「裕福な家で大切に育てられてきて、社会の穢れに染まっていない」という意味を持ち、マイナスイメージはない。それに、言葉自体に綺麗な響きがある。
もし箱入り娘だと思う女の子がいたときは、「君は深窓の令嬢だね」と表現したほうが女の子からのポイントが上がるかも。
(取材・文/しらべえ編集部・野夢宇一貴)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国の独身男性706名