よその子は別腹?「猫カフェ」に行くのは飼い猫に対する裏切りになるか
「猫カフェ」は、1998年に台北市で発祥。日本では、2004年に大阪に出来たものが最初だと言われている。今では、日本ですっかり定着した猫カフェに行ったことのある人は、どれぐらいいるのか調査をしてみた。
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■猫カフェ経験率は意外にも低い…?
猫カフェに足を運んだことがある人は、1割にも満たないことが判明。9割を超える人たちは、なぜ猫カフェに行かないのだろう。
・行きたい気持ちはあるのだが、男一人で行くのはためらわれる。(30代/男性)
・行きやすい場所に猫カフェがない。(40代/男性)
・商業ベースの猫カフェには抵抗を覚える。やはり、猫は一緒に暮らしてこそ、シンパシーを感じる。(50代/男性)
・猫カフェ自体に興味がない。今後も行く予定はない。(30代/女性)
・元猫アレルギー持ちなのでたくさんいるところはちょっと怖い。(40代/女性)
・ウチの子と遊ぶので手一杯で、よその猫さんを愛でに行けない。(50代/女性)
猫を飼っているからこそ、猫カフェに行かない人もいるようだ。ここで疑問が生じる。猫カフェに行くことは、飼い猫に対する浮気になるのだろうか?
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■6割の人は「猫カフェ=浮気」と感じていた
猫を飼っている人たち限定で調査を行ったところ、6割以上の人が「浮気」だと考えていることが判明。飼い猫への後ろめたさというのは大きいようだ。
そこで、実際に「浮気だと思う・思わない」の生声を聞いてみた。
【浮気じゃない派】
・お金を払っているのは、浮気じゃない。遊びだ。(40代/男性)
・よその猫は別腹。(40代/女性)
・やっぱり、うちの子が一番と確認できるから。(40代/女性)
・私が行く猫カフェは基本「保護猫を対象としたカフェ」なので浮気ではなく、喜捨のつもり。人類愛ならぬ、全猫愛。(50代/女性)
一方、浮気だと考えている人の声は…
【浮気だと思う派】
・猫カフェから帰宅後、飼い猫が執拗に匂いを嗅いでくるから。(20代/女性)
・わざわざ行くのは、浮気だと思う。(40代/女性)
・家に変えれば可愛がる相手がいるのに、わざわざお金払って同じことをしているから。(40代/男性)
・飼い猫が「飼い主カフェ」に行っていたら悲しい。(40代/男性)
またこのような意見も、
・そもそも、浮気という概念は、一夫一妻制を取っている人間社会のものなので、飼い主主体で考えるか猫が主体で考えるかで判定も変わりそう。(40代/女性)
猫と会話が可能であれば、浮気か否か、やきもきすることはない。いつか、猫と喋られる時代が訪れたら、猫カフェは浮気か尋ねてみたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・旭堂花鱗)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国20代~60代の男女1345名