海外経験なしに英語を習得した人ってどんな勉強してきたの？
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「中高で6年間もみっちり英語を習ったはずなのに、実際に英語を使える人は少ない」…。日本の英語教育について語られるときに必ず出る指摘です。
そして、そんな少ない日本人の英語習得者の中で大きな部分を占めるのが留学経験者や帰国子女であることも否定できません。
では、そういった海外経験なしに、日本国内での独学だけで英語を習得したという人は一体どれくらいいるのでしょうか？
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そこで、20代から60代の男女計1371名を対象に、「日本国内での独学のみで英語を使用する仕事に就けるほど英語を習得できた」という項目のアンケートを実施しました。
【日本国内での独学のみで英語を使用する仕事に就けるほど英語を習得できた】
【年代別・「日本国内での独学のみで英語を習得できた」と回答した割合】
全年代で1割以下という結果になっていますが、若くなるにつれ数字は上がっています。これは、英語を使用する職種、または仕事で英語を使用する機会が増加したことも要因として考えられるかもしれません。
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では、どんな勉強をして「日本国内での独学だけ」で英語を習得したのでしょうか？ 2人の習得者に話を聞いてみました。
・Tさん（32歳男性、商社勤務）
「中学生のときから洋楽が大好きで、歌詞の内容を理解するためにノートに英語の歌詞を書き写して和訳されたものと照らし合わすのが日課でした。それをやってるうちにリスニングの能力が上がったみたいで、高校の途中からは英語に触れるのが自然になってましたね。これといって、特別な勉強はしてないと思います。受験勉強したことで文法とかが整理されて、大学に入る頃には結構喋れてました」
・Kさん（29歳女性、外資系メーカー勤務）
「大学に入ってから、英語を話せるようになるという目的でいろんな活動をしました。英語サークルに2つ入ったり、外国人の観光案内のバイトしたり。やっぱり日常的に話してるとどんどん身につきますよ。アメリカ人のグループと友だちになったのも大きかったです。あと、洋画を観るときは今でも英語字幕で観ます。これはかなりいいですよ」
ガリガリ勉強するというより、日常生活のなかで英語を実際に使ってきたことが活かされて成長を遂げたようですね。やはり、実践に勝る経験はなし、なのかもしれません。
（文／しらべぇ編集部）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年11月20日～2015年11月24日
対象：全国20代～60代の男女計1371名
