金・土曜の電話は神経を疑う…? 店員が面倒くさがる予約電話
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当サイトでは先日、「店員が喜ぶ『素敵な予約電話』の3つの台詞 魔法の一言とは?」と題し、飲食店の店員がつい嬉しい気分や温かい気持ちになってしまう素敵な予約電話について紹介しました。
では、逆に店員たちが面倒くさく感じる予約電話というのはどんな内容なのでしょうか?
これについても、現在飲食店で働いている人、そして飲食店での仕事経験者にヒアリング調査を実施しました。
◆「2~3人」「4~5人」
大抵の場合、人数は確定したうえで予約電話がされるものですが、このように予約人数が曖昧なまま電話をかけてくるお客さんも珍しくないようです。なかでも、なぜ「2~3人」「4~5人」が困るのかというと…
「たとえば、“3~4人”とか“5~6人”だったらまだいいんですよ。この場合、確保するテーブルは変わらないから。でも、“2~3人”とかになると、2人用のテーブルなのか4人用のテーブルを確保すべきなのか困ってしまいます。最終的に2人になってもいいから、とりあえず“3人”って言ってほしいのがバイトの正直な気持ち」(28歳女性、居酒屋勤務経験者)
そして、こんな声も。
「当日の夜に二軒目として予約される場合、『いまから10人くらい入れますか?』みたいな電話がよくかかってくるんです。でも、だいたいの場合10人以上だったりする。それで“狭い”とか文句言われると、やっぱり腹立っちゃいますよね」(26歳男性、居酒屋勤務)
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◆それ、集合時間でしょ?
飲食店の店員にとって、「予約客は予約時間の10分~15分後に来店する」のが当たり前なのだそう。その理由は…
「おそらく、みなさん集合時間と予約時間を一緒にしてるんですよね。20時に駅集合なのに店の予約も20時、みたいな感じで。もう慣れてるから別にいいけど、どっちかを10分ずらせばいいのにっていつも思います」(27歳女性、カフェ&バー勤務経験者)
集合については、こんな声も。
「お店現地集合にするのは全然いいんですけど、幹事さんが店の場所をしっかり教えてないときは困る。特に大人数の場合、予約時間前にガンガン電話かかってくるんですよね。そして、そういう幹事さんの場合は飲み会自体もグダグダで、逆に電話がかかってこないときは会自体もスムーズだから不思議」(25歳女性、居酒屋勤務経験者)
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◆金曜・土曜のピークタイムの電話は、神経を疑う
お店の忙しい時間に電話するのは……電話する前に一回考えたほうがいいかもしれません。
「金曜とか土曜の夜9時くらいのピークタイムに、当日じゃなくて後日の予約電話をしてくる人は神経を疑います。電話担当がいるようなチェーン店とか大きな店だったらいいかもしれないけど、ほとんどの店は店員がホール業務をしながら電話対応してるわけですから」(26歳男性、居酒屋勤務経験者)
また、人気店で働いていた経験者からは、「うちの店は金曜・土曜の夜7時から10時くらいまでは電話の受話器を外してました」との声も。それだけ、忙しいときの電話は受けたくないということかもしれません。この時間は忙しいかも…とお客さん側が想像力をはたらかせることも必要といえるかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部)