【初詣に】地元民が教える「伊勢神宮」最強パワスポ3選
2016年まで一カ月を切り、初詣のシーズンも間近。日本人なら一度は行ってみたい場所として常に名前があがる伊勢神宮も、一年でもっとも人でにぎわう時期だ。
来年には伊勢志摩サミットの開催を控え、世界的な注目を集め始めている今、その魅力を改めてお伝えしよう。
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■世界遺産に選ばれない理由とは?
伊勢神宮は2000年以上の歴史を持つ、世界遺産に選ばれてもおかしくない場所だが、ご存じの通り未だに選出されていない。じつは、そこには理由が。それは20年に一度行われる式年遷宮だ。
一般に、世界遺産は「人類が共有するべき普遍的価値を持つ物件」と解釈されている。つまり、変化のないものを指すのだ。それは式年遷宮で全てを造り替え、その美しさを保つという神宮の考え方と真逆なのである。
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■外宮、内宮の順番で参拝する
伊勢神宮を参拝するうえで両正宮は必ず訪れる場所。時間があれば各別宮へお参りする人も多いだろう。
しかし、神域内にはパンフレットにも載っていないようなパワースポットも多くあり、訪れないまま帰ってしまう人も少なくない。ここはひとつ、忘れず足を運んで、来年の運気向上を願うことにしよう。
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①外宮のパワーストーン「三石」
外宮にある「三石」の正式名称は「川原祓所」だそうだ。式年遷宮が行われる際は、お祓いを行う場所となり伊勢神宮にとっても重要な場所のひとつ。この石に手をかざすとピリピリと痺れるような感覚になる方もいるとか。
場所:正宮前
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②内宮境内を守る「四至神」
内宮にある「四至神」は外宮の「三石」と似ているが、こちらは社殿を持たない神様。社殿を持たない上に場所も少し分かりづらいため忘れがちだが、しっかりと参拝しておきたい。
場所:五丈殿横
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③神秘の巨木
外宮・内宮にはそれぞれ有名な巨木が存在する。規格外の大きさで目立つため、すぐに見つけることができるだろう。見ているだけでも生命力と自然エネルギーを感じることができる。
場所:古殿地前(外宮:写真左)、籾だね石付近(内宮:写真右)
■外宮・内宮のお守りをひとつにできる裏技
外宮・内宮ともに様々なお札やお守りを購入することができる。その中に他の神社ではあまり見かけない「守祓」というものがあるのだが、ご存知だろうか? 実はこの「守祓」とはお守りの中身(袋なし)なのである。
各神宮でそれぞれお守りを購入しても構わないが、どちらか一方で通常のお守りを、もう一方で「守祓」の木札を購入し、お守りの袋に入れること。そして、入れる際にも、必ず「天照皇大神宮」(内宮の木札)と書かれている方を上にすることに気をつけよう。
伊勢神宮と訪れるだけで「大吉」と言われるほどの御利益とされる場所だが、浮かれてはいけない。神様の住む場所にはマナーを守り、十分注意を払って訪れたい。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)