天龍源一郎にも聞き返して!滑舌の悪い人には勇気で勝負
最近、天龍源一郎や長州力、元お笑いコンビの諸見里大介など「滑舌が悪い」ことをウリにテレビ出演しているタレントをよく見かける。
本来はっきり喋ることができないのはテレビ出演者としては致命的なはずなのだが、逆にそれを武器にしているのだから驚きだ。
とはいえ、日常生活においては滑舌の悪さはデメリットになることが多い。会話の中で不明瞭な発言を受けた際に聞き返すことが出来ず、なんとなくニュアンスの違う会話になってしまうことは多々あるのではないだろうか。
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■滑舌の悪い相手に聞き返すことができなかったことがある?
しらべぇ編集部が「滑舌の悪い相手に聞き返せなかったことがあるか否か」をアンケートサイト「マインドソナー」で調査してみた。
その結果、約50パーセントの人が滑舌の悪い相手に対して聞き返せなかった経験があることが判明。やはり相手の不明瞭な言葉をそのまま流してしまうことは多いようだ。
聞き返すという行為は相手に失礼な印象を与えかねない為、気の弱い人は思い留まってしまうのかもしれない。
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■意図しない会話に発展することも
ちなみに「滑舌の悪い」タレントの代表格となっている天龍源一郎は「レジェンド」であるため、後輩レスラーが発言を聞き返すことは基本的にNGで、意図しない会話に発展することも多いそうだ。
例えば、川田利明は天龍に「もう身体が動かなくなってきた、お前は俺が老いぼれだと思うか」と問いかけられたが、何を言っているのかわからず、適当に「はいはい」と返したところ、いきなり「なんだとてめえ」と怒られたことがあると語っている。
また、タクシーでも天龍が「神楽坂まで」と告げたものの、ドライバーが不明瞭な言葉を聞き返せず、かむろ坂に向かってしまい、揉めたことがあると言う。
(ちなみにかむろ坂は品川区西五反田にある坂で、神楽坂とは全然違う場所)
恐れず聞き返すことが出来れば、このような惨事は防げたであろう。
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■勇気を出して聞き返してみては?
ビジネスの場では、聞き取りミスによる小さな認識の違いが一大事に発展することもある。
滑舌の悪い相手の言葉が聞き取れなかった場合は天龍のような大物でも、「失礼ですがもう一度お願いします」と勇気を出して聞き返したほうが良さそうだ。
(文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)