お酒がダメな人を飲み会に誘いたくない?飲めない人はこう思う
飲み会シーズン真っ只中。お店選びが悩みどころだが、一方で、誰に声をかけるかも大きなポイントだ。ある番組でSMAPの中居正広が気になることを言っていた。
「おれシラフでも盛り上がれるから気にしないで」って言う人、困らない?
お酒を飲む人は、飲めない人を誘いたくないのだろうか。本当はお酒を飲む人だけで飲み会をやりたいと考えているのだろうか。そこでしらべぇでは、お酒を飲む人458人に本音を聞いてみた。すると飲む人と飲まない人の間にある意識の違いが見えてきた。
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■意見は真っ二つに
全体では48.5%が誘わないという結果に。誘いたくないと答えた人を性別・年代別に見ると、
男性女性とも40代から50代になると数字が跳ね上がり、50代と60代で過半数を超えている。時代を考えるとバブルが境目になっているようにも見える。
なぜ誘わないのか。理由を聞くと主に2つの傾向があることがわかった。
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■飲めない人はわずらわしい?
「テンションが上がらない人がいると、盛り上がりを妨げられる気がする」(30代女性/電話オペレーター)
「酔っぱらっても誰にも文句言われたくない。飲み過ぎじゃない?落ち着いて飲めないの?とうるさい飲めない人がいた」(20代女性/アパレル)
「飲む人はお店をドリンクメニューで、飲めない人はフードメニューで決めようとする。いっしょだと店が決まらない」(40代男性/調理師)
「飲めない人がいるとスムーズな飲み会にならない」という意見。気持ちと物理的なものと両方で埋まらない溝を感じているようだ。
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■飲めない人の気持ちを想像してしまう
「自分が飲まないと楽しめないタイプだから、楽しくないだろうと思う」(男性20代/フリーター)
「酔っぱらいが嫌な人もいると思う。面倒くさいと自覚しているから、飲めない人に気をつかう」(女性30代/介護士)
「飲めない人は飲み屋の食べ物をあまり好きじゃないのでは」(男性40代/自由業)
こちらは飲めない人に配慮しているからこそ誘わないようだ。
一方、飲めない人はどう感じているのか。飲めない人に上記の誘わない人の意見を告げたうえで話を聞いてみた。
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Q. テンションが上がらないと言われているが…
「テンションは飲む飲まないではなく話の盛り上がりによる。飲めない人はテンションが低いというのは偏見だと思う」(男性30代/自営業)
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Q. 飲まないと楽しくないのでは?
「おしゃべりだけで十分楽しい。飲まなくてもわいわいする雰囲気で『シラフ酔い』してくる」(女性30代/事務)
Q. 酔っぱらいはめんどう?
「誰が行くか聞いて、面倒な人がいるときは行かない。だから行っているときは、参加してる人を面倒と思ってないので気をつかわないでほしい」(女性40代/派遣)
Q. いわゆる飲み屋はイヤ?
「飲み屋のメニューは嫌だよねと言われたことがあるが、全く嫌ではない。そんなこと言ったら行くとこなくなる。嫌だという人がいたら、一次会二次会で変えればいい」(男性30代/観光業)
飲む人が、飲めない人のことを想像してみても、本人たちは必ずしもそう感じているわけではないようだ。
また飲む人の中でも「むしろ酔っぱらいじゃないからまともな話ができる」「運転手として呼ぶ」と、誘うと答えた人も約半数いる。これらの意見を参考に、飲む人・飲まない人双方が共存できる、例年以上に楽しい飲み会になるかも。
(文/しらべぇ編集部・浅上えっそ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代のお酒を飲む男女458名