プロが語る「年末年始のスーパーで半額商品を大量に買うテクニック」がスゴい
2015年も今日で終わり! 年明けからの計画を練ったり正月のごちそうを買いに近所のスーパーへ行ったりと、休み中でも大忙しの人は多いと思う。
なかには贅沢をしすぎてお財布が寂しくなってきた…という方もいるだろう。今回はそんな人のために、年末年始のスーパーで半額商品を大量に買えるテクニックを、プロに聞いてみたぞ。
今回そのテクニックを教えてくれたのは、自身を“半額商品奪取の鬼”と語る、トム・ベントウゲッターさん(仮名)。彼いわく、年末年始は高級品が大量に半額になっており、いい物を安く買うチャンスでもあるのだとか。
また、半額ゲットにはテクニックだけでなく作法もあるそうで、今回はスーパーへ半額ゲットに向かう人数別に、半額ゲットマナーとゲット方法を教えてくれた。気になる内容は以下のとおりである。
①1人で向かう場合
1人で半額ゲットをするのはなかなか難しいため、ある程度時間に余裕を持ってスーパーへ向かう必要があります。本格的に半額シールが貼られ始めるのがだいたい閉店の2~3時間前なので、必ずその時間にはスタンバイしておきましょう。
店に着いたら、寿司であれば惣菜コーナー、刺身であれば鮮魚コーナーなど、自分の欲しい商品を製造するバックヤードのドアの前でシールを貼る機械を持った店員が来るのを、辛抱強くじっ…と待つのです。
機械を持った店員が出てきたらチャンス! 真後ろにピタっと張り付き、お目当ての商品にシールが貼られるまで店員の影の如くベストなポジションを確保するようにしましょう。こうすればだいたい今晩のおかずぐらいは必ず確保できるはずです。
ただ、ひとつだけ注意しておきたいのが「前持って商品をカゴに入れて店員が来たらシールを貼ってもらう行為」はゲッター界でギルティとされている行為です。貼られたら取るという順序だけは、きちんと守ってください。
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②2人で向かう場合
半額ゲットに夫婦や友人、恋人と向かうことを半額ゲッター界では「半額スナイパーと半額スポッターのペア」と呼んでいます。二人の息が合えば合うほど、半額商品を狙撃手のごとく何個も撃ち落としてゲットすることが可能なんですよ。
方法としては、まずスポッターが売り場を駆け巡り、多くの20%や30%オフのシールが貼られている売り場を把握します。スナイパーはこの時点では、1人で向かう場合と同じくどこかの売り場のバックヤード前に待機してください。
割引シールが多い場所は半額商品も多くなる場合があるので、場所を把握出来次第スポッターはスナイパーへLINEやトランシーバーで位置情報と狙い目の商品を共有し、そこにスタンバイさせます。
そして半額シールが貼られたら、スナイパーはスポッターに教えてもらった情報から半額商品を次々と狙撃するかのようにゲットしてください。ゲットし終わる頃にはスポッターから次の情報が送られるはずなので、順次向かえばOKです。
2人の場合やってはいけない行為としては「スポッターが商品をカゴに入れる」ということです。スポッターがカゴに商品を入れてしまうとスナイパーとかぶり、あとで売り場に返すという悪循環が生まれる可能性があります。絶対やめましょう。
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③3人以上で向かう場合
半額ゲットに親子やサークルで向かう場合は、「半額スカッド」や「半額プラトーン」と呼ばれることが多いです。まさに物量で半額商品を買い占める方法ですが、やり過ぎると他のお客さんがまったく買えない場合があるため、空気は読みましょう。
この人数であればゲットするのは非常に簡単で、それぞれが売り場で待機し、1人と同じように半額商品を食べられるだけカゴにブチ込んでいけばOK。量さえ間違えなければ問題ありません。
ひとつだけ注意点があるとしたら、食べきれない量を買ってあとで廃棄するのだけはもったいないのでやめましょう。正月から生ごみを出しまくるのは縁起も行儀も悪いですよ。
以上が半額ゲットをする方法である。かいつまんで説明すると、スーパーには2~3時間前から待機して、売り場を細かくチェックすればある程度は購入できるということらしい。
小さなスーパーでコレをやるのはキツいが、ショッピングモールぐらいなら暇つぶしもできるし試しても良いかもしれない。年の瀬にお金を使いすぎた人は、確認しておくといいぞ。
(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)