【お賽銭の金額】大阪vs東京!その差に神様も唖然?
新年の外せないイベントと言えば初詣。「俺は時代の一歩先を行く男だから年内に行っちゃうよ!」という変わり者は置いておくとして、おみくじ、屋台とさまざまなイベントがあり、お正月のお楽しみのひとつである人も多いはず。
とくに初詣に欠かせないのは「お賽銭」だが、一体みんないくら投げ入れているのだろうか? そして、そこに地域差はあるのだろうか?
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■ほとんどの人が100円以内!
しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1332人に「今までのお賽銭の最高金額はいくら?」と聞いてみたところ、63%が「100円」と答える結果となった。
「1000円」と答えた23%と、「お金は入れたことがない」と答えた不届き者2.5%を足すと、9割が1000円以内の献上にとどまっているようだ。
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■中高年は高額を投じる
年代別調査では中高年以上がより多くの金額をお賽銭していたことが判明した。「長生きすると自分がそのうちお世話になるから神様に対して信心深くなる」とはよく言われることだが、お賽銭の金額にもしっかり現れていたようだ。
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■ドケチは大阪府民! 都民はもっとも献上してた!
都道府県別調査ではある意味、納得のデータが。「100円以下しかお賽銭したことがない人」という切り口でデータを出すと、大阪府が81.4%、東京都民が66.2%と、ともに全国平均と大きく差をつけたのだ。
ナニワ商人の町として知られる大阪は、安さ・お得さになによりの価値を置く土地柄。住吉大社や大阪天満宮など、ネームバリューやご利益でも全国に名をとどろかせる神社がいくつもあるが、財布の紐はゆるまなかったらしい。
むしろ、「すみよっさん! 今年もご利益、たのんだでえ!」と大声で叫ぶ大阪のおばちゃんたちが今年も見られることだろう。
一方、大阪とは違い「宵越しの銭は持たない」の文化を持つ東京はお賽銭にも積極的なようだ。それだけ信心深いのだろうか? 少くとも、アベノミクスの影響がお賽銭額にも現れたわけではないだろうが…。
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■神様にも収入格差か?
一節によると、三ヶ日だけで10億円以上のお賽銭が集まると言われているが、上記の結果を見る限り、その土地によって集まる金額は変わってくると思われる。
となると、住吉大社より明治神宮のほうが多くのお金が集まっているのかも…人間の身にはわからないことだが、もしかすると神様間にも収入格差は存在するのかもしれない。
とは言え、それを人間が気にしても仕方がないのもまた事実。「ご縁がありますように」という気持ちをもって、自分なりの金額を投げ入れることが、新年を迎えた正しい姿勢だろう。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:初詣経験のある全国20代~60代の男女1,332名