【洗う前にまず…】本当に正しい「ウォシュレット」の使い方講座
普段何気なく使っているウォシュレット。ただの「お尻を洗う機械」としか考えていない人が多いのではないだろうか。使っている人でも、きちんと説明書を読み、正しい使い方を自信もって宣言できる人は少ないはずだ。
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■ウォシュレットを使わない?
以前、しらべぇでは男性の座りション事情をお伝えした。
今でこそ座りションをする男性が増えてきているが、圧倒的に女性の方が便座に座ることが多いであろう。公共トイレでのウォシュレットの使用率についてこんなデータがある。
アンケートサイト「マインドソナー」では約6割の人が「使用していない」と回答。ウォシュレットを使用したことがない人は意外にも多いのかもしれない。
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■ウォシュレットの正しい使い方
そこで、改めて正しいウォシュレットの使い方を紹介しよう。
①トイレに入ってズボンを下ろす
ズボンを下ろさないまま排便してしまうと、大変なことになってしまう可能性がある。また、鍵の閉め忘れに注意したいところだ。
②便座のフタを開けて座る
便座のフタを開けないまま排便してしまうと、同様に大変なことになってしまう可能性がある。また、同時に背筋を伸ばす姿勢も心がけてほしい。背筋がピンとしていないと、排便の際に正しく尻に力を伝えることができない可能性があるからだ。
③排便をする
力み過ぎるのは体に悪く、「切れ痔」の原因になることもある。肛門は生涯をともにするパートナー。大切に扱おう。
④水圧、水温を確認する
初心者にはわからないかもしれないが、ウォシュレットは温度や圧力を変えることができる。熱湯のような熱さのものが出てくる可能性もあるため、確認を怠るとビックリすることも…
⑤PWP洗浄の順番で
これはとくに重要なので後述するが、ポイントは「肛門をいたわりながら行う」ことだ。
⑥水で流す
ウォシュレット未使用者でもこれは知っているだろうが、日本では下水が整備されていて、便を下水管に流すことができる。後で使用する人のためにも、人としてのマナーもしっかり守ろう。
⑦フタを閉めて手を洗う
ハンカチでちゃんと手をふくように心がけよう。
順番が前後していたり、何個か抜けている人はいなかっただろうか? 当たり前のことだができていない人もいるようだ。
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■PWPの注意点
PWPとはペーパー(P)→ウォシュレット(W)→ペーパー(P)という順番をいう。Pはあくまでも軽くふき取る程度なので無駄使いはしないでおこう。次にWだが、意外と知らない注意点があるので確認しておきたい。
①肛門は閉じること。
②洗浄は5~6秒
③肛門には直接当てない
④便意を促す刺激に使用しない。
これらを守らないと腸の粘膜まで洗い流してしまうことがある。とくに④は刺激がないと排便できない体になってしまうので注意しておきたい。
たかがウォシュレットだが、使い方を誤れば、病気の原因になることもあるので正しい使い方を心がけたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)