30秒で完成の超時短レシピ! 山形名物「ひっぱりうどん」 が激ウマ
「お金も時間もない。でも、身体にいいものを食べたい…」
そんなときは、山形県の名物「ひっぱりうどん」がおすすめだ。
起源は江戸時代に遡り、県の中央部の村山市が発祥の地。茹でた麺を鍋からひっぱりあげ、タレにつけて食べたことに由来したといわれる。
「地方の名物」と聞くと調理が難しそうな印象を受けるかもしれないが、じつは簡単な料理も多い。今回は、その「ひっぱりうどん」のレシピをご紹介しよう。
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■材料には納豆、鯖缶、卵を用意!
【材料】
・サバの水煮缶詰
・納豆
・卵
・めんつゆ(または醤油)
・うどん
以上の材料が揃ったら、さっそく調理してみよう。
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■うどんを茹で終えてから、たった30秒で完成!
調理の手順は超簡単!
① うどんを茹でる。
② 用意した器にサバの水煮缶詰、納豆、卵を入れる。
③ 最後に、めんつゆを入れて混ぜ合わせタレをつくる。(すべて、好みの分量で可)
なんと、これでもう完成。初めて「ひっぱりうどん」を見る人にとっては、一瞬「ギョッ」としてしまう見た目かも…?
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■完成は驚きの見た目も…クセになる味!
混ぜ合わせただけの特製ダレに、茹でたうどんを絡めて…いざ実食!
用意した食材を混ぜ合わせただけだが、その味わいが妙にクセになる。
薬味には、長ネギや七味唐辛子などを使ってもいい。麺は基本的には乾麺のうどんを使うそうだが、そうめんを使うこともあるとか。
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■タレは「今日、家にあるもので」が基本
今回、タレはオーソドックスな例を紹介したが、「今日、家にあるもの」が基本。材料も大根おろしに納豆、とろろを加えてみるなど、家庭によってそれぞれだ。レパートリーを考え、さまざま試してみてほしい。
戦前・戦後の貧しかった時代にこの食べ方が生まれているだけに、お値段もリーズナブルにつくれる。現代もまた、食材によっては価格が高騰しているため、「ひっぱりうどん」の存在が改めて注目を集めているようだ。
身体によいものを美味しく、手頃な値段で食べられるのが、「ひっぱりうどん」の魅力と言えるだろう。
(取材・文/しらべぇ編集部・大空美南 取材協力:ひっぱりうどん研究所)