【謎すぎ】愛知県民「寒すぎて沖縄に住みたい」と北海道民より切実

2016/01/28 11:00


北海道の雪原

暖冬傾向だったこの冬も、ここへ来て寒波が到来。1月24日には沖縄本島でも観測史上初めての雪(実際は「みぞれ」)を観測したという。

とはいえ、沖縄が国内でも最も「暖かいところ」であることは間違いない。冬の寒さを嫌うあまり、ついつい移住を考えてしまう人も少なからずありそうだ。


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■寒くても「ここ」がいい?

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しらべぇ編集部の調査によると、「寒すぎて沖縄に住みたいと思ったことがある」という人は19.3%。 「思う」程度のことであれば、もっと数値が高くなると予想していたが、意外な堅実さであった。


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■愛知県、北海道を抑える

さらに調査を進めて都道府県別では、愛知県26.3%が最も高い。

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「寒すぎる」というからには、やはり「北国」で数値が高くなるという予想を裏切り、名古屋という大都市を擁して南に海がひらけ、冬も住みやすそうな愛知県が首位に立った。謎である。

2位は僅差で、北海道25.7%。これはわかりやすい。寒い土地では、暖かい土地へのあこがれを持ちやすいということがあるだろう。

なお愛知県は、特定の条件下で北西の季節風が強まると影響を受けやすい地形で、まれに「ドカ雪」に見舞われることも。最近では2005年12月、名古屋で23センチの積雪を記録したことがある。今回の寒波でも、20日に8センチほど積もったそうだ。


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■公務員は寒くても「ここ」

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職業別では、「自由業」の25.0%が最も高く、「公務員」の11.9%で最も低い。 そこは自由業の面目躍如といったところで、ネット環境さえあれば移住先で仕事を受け、生活できる環境が最も整っていそうな職種だ。

公務員は、「生活の安定を捨ててまで移住したくない」という意識もあるにはありそうだが、地方公務員では「地元への貢献が第一。寒いくらいで移住など思いも寄らないこと」といった意識も同時にうかがえる。

季節は来月3日の節分を経て、ようやく春へ向かおうとしているところ。冬も悪くはないが、やはり待ち遠しいところだ。

(文/しらべぇ編集部・前田昌宏

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名

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