嫁ぎ先は食べ物で選ぶ?驚愕の『ローカル食べ合わせ』を実食
結婚を考えるとき、パートナーを選ぶ基準で大切なものはなんだろうか?
性格、ルックス、年収などの要素が上がると思うが、意外に大事なのが食の趣味。もしかすれば、嫁ぎ先の食べ物が自分に合わないことや、「その食べ物にこの調味料?」ということもあるだろう。
東西南北に細長い日本は、「味の地域差」も大きい。そこで、関東生まれ関東育ちの記者がローカル食べ合わせ3つに挑戦したのでご紹介したい。
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①天ぷらにソース(西日本)
天つゆでも塩でもなく、ソース。西日本ではそれを当たり前に考える人もいるようだ。
https://twitter.com/yuheiNB8C_BE5/status/686120153285660672
なんとなくイメージはできるものの、ソース…。しかも西日本ではさらさらウスターソースが主流。東京人には理解しづらいかもしれない。
しかし、実際に食べてみると意外に美味しいのだ。もともとウスターソースのベースが野菜や果物ということもあり、野菜のてんぷらと自然にマッチ。ウスターソースのスパイシーな味と酸味によって、油を気にせずに食べ続けられる。
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②納豆に砂糖(北海道、東北エリア)
納豆といえば醤油、と思うのが関東人。それに対して「砂糖加えるでしょ」というのが北海道や、東北、新潟の常識だそうだ。
https://twitter.com/HY33_Cedric/status/689206573453840386
見た目に抵抗感がある上、味の想像もつかないこの組み合わせ。実際に大さじ1杯加えて試してみることに。
混ぜ始めると、もの凄い粘り気! 通常の2倍は超える粘り気でお箸が重い。
実際に食べてみると、まず砂糖入れすぎたなという感想で、とにかく甘い! しかし、一方で納豆独特の臭いが薄れて食べやすくも感じる。甘く煮た黒豆をご飯にのせて食べてみた感じ、と言えばわかりやすいだろうか?
食べる前の抵抗感さえ乗り越えられれば問題なさそうである。
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③味噌汁に天ぷら(愛知の一部、その他の地域)
愛知の一部では天つゆの代わりに味噌汁を使うそうだ。
前日に余った天ぷらは味噌汁に漬けて食べるよね?
— ヒナ (焼き肉食べたい) (@HINA_LOVE) January 13, 2016
味噌煮込みうどんや味噌カツなど、味噌文化が発展している名古屋エリア。正直、「どれだけ味噌好きなんだよ」と飽きれてしまう組み合わせだが、実験なので食べてみよう。
味噌汁の具としてなら天ぷらもありかもしれないが、味噌汁につけて食べるとなる話は別。味が薄くてつけた意味を全く感じられない。ただ衣がビシャビシャになっただけ。天ぷら用の特別な味噌汁があるのだろうか…。
今回は地方の食べ合わせを3種類紹介したが、全国にはまだまだご当地な食べ合わせレシピがある。食べ方が原因で夫婦喧嘩にならないよう、婚活の一環として「彼氏の田舎の味」についても学んでみるといいかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・髙橋夏帆)