海外逃亡者?上級国民?外国に移住を考えている人たちって…
テレビやインターネットに出てくる外国の景色にあこがれる人は多いだろう。格安航空会社の参入もあって、海外旅行もグンと手軽に行けるようになった。
ただし短期間の旅行とは異なり、長期間暮らすとなれば、また違った苦労が出てくる。それでも外国に移住してみたいと考える人はいるはずだ。
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■強くなった女性たち?
しらべぇ編集部がアンケートをとったところ、「外国に移住したいと思ったことがある」と答えたのは22.1%だった。さらに性別・年代別で見てみると…
それを境に、60代以上では男性に移住したいと思う人の割合が高く、20~40代では、はっきり女性に高い傾向が出た。
バブル崩壊以降だろうか、「意欲的な人は女性に多い」「男性のほうが消極的だ」などと言われているが、このアンケート結果にも表れたようだ。
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■高収入者は移住志向
さらに高めの収入がある人、特に1000万円以上の収入を得ている人に外国移住希望者の割合が高い。
日本の高い税率を避けて、所得税などの低い国に移り住む人がいる。職種が限定される上、必ずしも日本同様に暮らせるとは限らないものの、グローバル社会における1つの選択に違いない。
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■出世した人も移住志向
さらに「私は同年代の他人に比べて出世しているほうだ」と考える人は、4割以上が移住を考えたことがあると答えている。
出世と収入の関係は高いことから、先の集計と合わせて、社会的に成功した人に外国移住希望者が多いと考えられる。
10年後、20年後には、成功した女性達の中に日本から外国に移り住む人が増えるのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名