絶対に後悔しない「MVNOを使い電話代を節約する方法」

2016/03/16 12:00


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毎月の携帯電話料金が家計を圧迫してヤバい! 助けて! という人、じつはけっこう多いのではないだろうか?

そんな人が乗り換えを考えるのが、だいたい格安SIMやSIMフリー端末を販売する楽天モバイルやフリーテルなどの、「MVNO」と呼ばれる会社の回線。


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■MVNOとは

簡単に説明するとMVNOとはdocomoやKDDI、ソフトバンク(MNO)のように無線通信回線設備を開設・運用せず借りて移動体(携帯電話など)の通信サービスを提供する会社である。

値段だけ見るとdocomoなどより安いので気軽に乗り換えてしまいがちだが、いままで大手キャリアを使っていた人は「分かりづらい」や「なんかネットの速度が遅くなった」など、後悔する声も少なくない。

では、いったいどうすればMVNOを使い後悔せず電話代を節約することができるのだろうか? 今回はその方法を簡単にお教えしよう。


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①家電量販店などに実店舗があるMVNOを選ぶ

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キャリアからMVNOに乗り換えて疑問点が生じた場合、実店舗が無く電話やメールでの問い合わせだけの会社だと戸惑ってしまうことがある。

それで乗り換え前のMNOに持っていっても迷惑なだけなので、初心者はまず実店舗のあるMVNOに乗り換えることをおススメする。

たとえばヨドバシカメラなどに店のある「フリーテル」や、全国のイオンに窓口のある「イオンモバイル」であれば、担当者が質問に答えてくれるので比較的楽である。


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②すぐにMNOの回線を解約しない

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次に重要なのが、MVNOで契約したからといってすぐにキャリアの回線を解約しないこと。MNP(電話番号の移転)が終わったら必要ないと思いがちだが、まずはMNPせずにMVNOの契約は「データ通信」のみにすることをおススメする。

MNOを2年縛り契約などにしている人は、解約しても違約金が出ない月まで「MVNOお試し期間」として、通信速度が問題ないかどうかを把握する期間にしよう。

ちなみにMVNOは解約時の違約金が出る会社はあまりない。先ほどお伝えしたフリーテルやイオンモバイルも、違約金は出ないのでもし不満ならすぐ解約すれば良いだけだ。


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③デュアルSIMの端末を買ってみる

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だが、いくらお試し期間といってもキャリアのSIMとMVNOのSIMを毎回差し替えるのは非常に面倒である。そんなときに役立つのが、SIMフリーの「デュアルSIM」のスマートフォン。

デュアルSIMとはひとつのスマホにふたつのSIMを同時に刺すことができるので、通信するSIMを切り替える際にイチイチ刺し直さなくて良くなる。

デュアルSIMの端末はASUSやAcer、プラスワン・マーケティングなどから多数出ているので、検索すればすぐにどんな物か分かるし、家電量販店でも普通に売っている。

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ちなみに記者はヨドバシカメラやビックカメラでも2万円弱で販売されている、プラスワン・マーケティングの「PRIORI3S LTE」を使用中だ。


以上3つのステップを踏んでおけば、MVNOに乗り換えたときに後悔することはまずなくなるだろう。もし気に入らなくて解約してもSIMフリー端末はどのSIMを刺しても使える。

なので、そのままMVNOのSIMだけ刺して子供にあげてもいいし、解約してオークションやフリマで売ってもいい。MNOを何も考えず解約すると後々非常に面倒なので、まずはそこを注意しよう。

(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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